これって誰得?アキュラ(ホンダ)NSXをラ・フェラーリ風にカスタムして販売中。その製作期間は約4年、価格は強気の約1,170万円から

改めてラ・フェラーリのレプリカモデルの内外装をインプレッションしていこう

フロントヘッドライトを間近で見てみるとこんな感じ。

この角度から見てみると確かにラ・フェラーリっぽいですが、それはあくまでもライトのハウジングのみで、LEDデイタイムランニングライトはコルベットC7のようなL字ラインを採用しています。

リヤデザインはこんな感じ。

かなりラ・フェラーリに寄せてる感が伝わってきますね。

リヤテールランプはなぜか2灯式ですが、マフラーは両サイド2本出しのクワッドエキゾーストシステムをインストール。

ブラックのパーツ部分はカーボンファイバパーツではなく、FRPを使用しているとのこと。


インテリアはほぼNSX仕様

インテリアはこんな感じ。

レイアウトとしてはほぼNSXから引き継いでいて、ラ・フェラーリ感は特に無し。

唯一カスタムしているところとすれば、ステアリングホイールのセンターホーンにあるバッジをフェラーリに張り替えたぐらいでしょうか?

シートはフル本革仕様で、何とも珍しいアイボリーカラーですが、この辺りはもしかするとアフターパーツメーカーによって張り替えられた可能性が高そうですね。

カスタム期間は4年、気になるその価格帯は?

ちなみにこのモデル、専用ボディキットに変換するのに約4年という期間が費やされていますが、果たしてそれだけの価値があるのか?と言われると難しいところ。

パワートレインは排気量3.0L V型6気筒エンジン(最高出力304ps)とNSXのエンジンそのままですし、走行距離は120,700kmとそこそこに走り込まれています。

気になる価格帯ついてですが、今のところ1,170万円からとかなり強気な価格設定となっているものの、この完成度では流石に食指が動くものではなく、残念ながら入札数は0件のまま(2020年8月11日現在)。

個人的には、NSXそのままで販売したほうが確実に落札されたのでは?と思ったりもしましたが、他の誰もがマネしないようなモデルに仕上げることで、インパクトを残すことに注力しているオーナーの可能性も高そうですね(おそらくいくらで落札されるかについてはそこまで気にしていないと考えられる)。

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Reference:eBay