世界限定19台のみのランボルギーニ・シアン・ロードスターがあのオーナーに納車!更にイタリアのブレイユ・チェルヴィニアにて目撃される【動画有】

2022-06-29

こうして見るとシアンだけはクルマではなく別の次元から来た戦闘機のようだ

北西イタリアにあるマッターホルンの登山口となる分離集落のブレイユ・チェルヴィニアにて、ランボルギーニが世界限定19台のみ販売したシアン・ロードスター(Lamborghini Sian Roadster)が目撃されています。

今回目撃された個体は、ワールドプレミアにて登場したミントグリーンとブルーの中間色のような珍しい色合いで、限定19台の中に含まれる量産仕様なのかは不明。

ちなみに”19”というのは、ランボルギーニの創立年である1963年の”19”が由来になっているとのことで、もう片方の”63”はクーペタイプのシアン・クーペの限定台数63台を意味。

そしてこの記念すべき1台目が納車されたのは、ランボルギーニCEOであるステファノ・ドメニカリ氏で、シアン・ロードスターが発表される以前に既に車両本体価格+オプション+諸費用は全額支払い済みで(その金額は約4億円といわれている)、7月にはナンバーを取得して納車準備はほぼ完了していたそうです。


とてもクルマとは思えぬシアンの内外装をインプレッションしていこう

それにしても…シアン・クーペ/シアン・ロードスター共にとてもクルマとは思えぬほどのエクストリームなスタイリングで、リヤバンパーなる面が全く無く、常にランボルギーニのアイデンティティでもあるY字の線にてつながったようなバンパー形状が印象的で、リヤテールランプもハニカム形状の片側三灯式を採用しています。

リヤディフューザーもイエローのピンストライプ付きで、マフラー形状もさりげなくハニカムデザインを採用しているのもユニーク。

特殊なカーボンファイバ製リヤウィングのサイドには、限定19台を意味する”19”のナンバリングアクセントも追加。

そして同じゴールドのアクセントにてまとめられたマルチスポークタイプのセンターロック式鍛造アルミホイールも装着されています。

インテリアはホワイト系でブルーのアクセント付き

内装はホワイト系にブルーのカラードステッチや刺繍が追加されたオシャレな一台で、シート表皮も汚れないために着る服はかなり限定されそうですが、こういった非日常的なデザインだからこそ特別感があり、ランボルギーニの大きな魅力なのでしょうね。

気になるパワートレインですが、ベースはアヴェンタドール(Aventador)となるため、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン+スーパーキャパシタ技術によるマイルドハイブリッドシステムを搭載し、システム総出力820hpを発揮します。

シアン・ロードスターは、先述の通り世界限定19台のみ販売され、日本には最低1台以上納車される予定で、クーペは7台納車(関西5台+横浜1台+東京1台)される予定となっています。

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Reference:Autogespot