中国凄いな…見た目はジープ&中身はメルセデスベンツ風のオフロードモデルを発表。その名はBAIC「F40」→フェラーリが黙っていなさそう…

ドイツやアメリカだけでなく、イタリアも敵に回すおつもり?

中国の自動車メーカーBAIC(北京汽車)が、ジープ・ラングラー(Jeep Wrangler)に酷似していると話題のBJ40シリーズをベースにしたオープンオフロードモデル・新型F40を発表・発売しました。

「えっ、F40?!」と思うかもしれませんが、あのフェラーリのスペチアーレモデルとは全く異なるものの、フェラーリといえば次世代SUVモデル・プロサングエの名称一つにしても商標をめぐって「プロサングエ財団」を訴えるといった報道がなされるなど、とにかくフェラーリ絡みになると色々と問題になるため、特にF40+中国ともなればフェラーリも黙ってはいないと思うんですね。

既に発売スタートしているBAIC社のF40ですが、フェラーリの動き次第ではさりげなく名称変更している可能性も十分に考えられそうです。

そんな新型F40のフロントデザインを見ていくと、BJ40とほぼ変わらないU字型のグリルやフロントにスキッドプレートが設けられることでオフロード感を演出しています。


デザインとしてはそこまで悪く無く、ゴリゴリのオフロード感もあってウケは良さそうだが?

サイドのスタイリングはこんな感じ。

後席はオープンタイプでフレーム付きとなりますが、見方によってはピックアップトラック風にも見えたり。

リヤデザインはこんな感じ。

スペアタイヤは足元に装着された18インチタイヤアルミホイールと全く同じですね。

こうして見るとオーバーフェンダーの張り出しは中々のもので、オフロードモデルらしい迫力があります。

インテリアはこんな感じ。

先進的でワイドなタッチスクリーンやフルデジタル液晶ゲージなど、このあたりは国産車ではまだまだ対抗できない部分。

エアコンなどのインパネ系は操作性も考慮して物理スイッチを使用し、メーター類は液晶にするなど、この点は国産車も見習ってほしいところですが、何か既視感あるなぁと思ったら丸形のエアコンの吹き出し口含めてメルセデスベンツのインテリアにそっくりですね。

ちなみにセンタータッチスクリーンのフレームは、こんな感じのユニークな台形を採用し、スクリーンベゼルも結構狭めで完成度高め。

その下のオーナメントパネルはカーボン調デザインで高級感を演出しています。

気になるパワートレインですが、排気量2.0L 三菱ソーシング製直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力224hp/最大トルク380Nmを発揮、トランスミッションは8速ATのみをラインナップ。

そして上位グレードには、排気量2.3L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力250hp/最大トルク350Nmを発揮、トランスミッションは6速MTのみをラインナップするとのことです。

そして新型F40の価格帯は、約260万円からになるとのことです。

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