EVハイパーカーブランド・リマックがブガッティを買収したと衝撃報道。「遂にブガッティもEVに?」と期待されるも、ブガッティはこれついて「ノーコメント」

歴史の浅いリマックと歴史の深すぎるブガッティが手を組むのはある意味オモシロそう

一方でリマックといえば、ブガッティの大排気量エンジンとは全く方向性が異なる100%ピュアEVハイパーカーを製造し、未だその歴史は浅く、創業110周年を迎えたブガッティに対してリマックは僅か11年。

そしてこれまでリマックが正式に販売したモデルはコンセプト・ワン(Rimac Concept One)のみで、販売台数は僅か10台のみとなっています。

現在はコンセプト・トゥー(C_Two)の開発を進め市販化に取り組んでいる状態ですが、しかしこのブランドのバッテリーとモーター技術の評価は非常に高く、フォルクスワーゲングループの傘下であるポルシェが出資するほどで、その株式は15.5%を所有するほど。

直接的ではないにしても、間接的にリマックとブガッティの関係性は何かしらつながっており、更にCarMagazineの情報によれば、フォルクスワーゲングループの幹部は既に買収する契約に対して承認しているとも報道しているので、何とも今まで予想していなかった出来事が現実となり得るのかもしれません。


フォルクスワーゲングループやリマックとしても、ブガッティの歴史を終わらせたくはないと考えている

もちろんこの背景には、欧州や中国などでの排ガス規制をクリアするために、100%内燃機関を搭載するブガッティの存続を守るため、究極のEVパフォーマンスカーを提供するリマックのバッテリー技術などをブガッティに盛り込むことで、CO2排出量を抑える計画があるのではないかと予想。

もちろん、ブガッティが将来的にリマックとの共同開発にて100%ピュアEVハイパーカーを発売するのか、それともプラグインハイブリッド(PHV)を発売するのかはわからないものの、これら2社が手を組んだら、他のブランドでは太刀打ちできないほどのハイパワーモデルが登場することは確実。

まだ公式リリースされていない情報でもあるので、現時点で株保有率や出資率を語るのは時期尚早だと思われますし、動向が明確になり次第、またこれに関するニュースをピックアップしていきたいところです。

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Reference:CARSCOOPS