日産の戦略は正しい?なぜ新型アリア/フェアレディZは1年早く公開するのに、もうすぐ発売のフルモデルチェンジ版・新型ノートは極秘のままなのか?

はっきり言って日産はやるべき順番を間違っている

自動車ニュースサイトCarwowにて「電動化の象徴「アリア」とエンジンスポーツの雄「フェアレディZ」! 両極端な2車は日産を救えるか?」という記事が紹介されていて、”日産はいま、大きく変わろうと、もがいている。”と記載されていますが、個人的に最も気になっているのは、「どうして大多数の顧客が最も必要としているモデルの詳細を明らかにしないのか?」ということ。

つまり日産が本当のV字回復を狙いたいのであれば、発売が1年以上先で高価格帯且つ購入し難い新型アリア(New Ariya)/フェアレディZ(New Fairlady Z)を明らかにするよりも、中価格帯以下で最も購入しやすく、しかも2020年12月23日と最も早い時期に発売することが明らかになっているフルモデルチェンジ版・新型ノート(New Note)の情報やデザインをいち早く公開すべきではないか?だと思うんですね。


新型ノートは一度発売のチャンスを逃している

っというのも、元々新型ノートは2020年10月に発表・発売予定だったのですが、昨今の諸事情により部品調達などが遅れ、時期を少し延期する必要があり、結果的に発表が2020年11月末(多分”いい日産”を意味する11月23日に発表)、発売が12月23日へと調整されました。

これは日産としても大きな痛手だったと思いますし、一日でも早くV字回復且つ最も利益率と販売台数を稼げるであろう新型ノートを売っていくことが、一番現実的で実現しやすいことだと思いますし、日産もこれ以上の失敗は避けたいと考えているはずなんです。

しかしながら、2020年10月に入ってからも新型ノートに関する詳細且つ写真付きのスタッフマニュアルすらディーラーに配信されず、いつもお世話になっている日産ディーラーでも、新型ノートに関する問い合わせがようやく増えてきたのに「説明できる詳細な資料もカタログもない」と返答するしかないんですね。

日産メーカーとディーラーの考えに大きな乖離があることは確か…本当に変わるべきは日産という大手メーカーが”顧客に寄り添う”考え方ではないか?気になる続きは以下の次のページにてチェック!