海外チューナーMANHARTがMINIの限定モデルJCW GPの過激カスタムモデルF350を発表。350馬力発揮&少し早めのクリスマス仕様に
マンハートが年末に相応しいオシャレなカスタムモデルを発表
BMWを中心にカスタムを行う名門チューナーのマンハートが、世界限定3,000台のみ販売したミニ・ジョンクーパー・ワークスGP(MINI John Cooper Works GP)ベースの過激カスタムモデルF350を世界初公開しました。
今回マンハートがカスタムしたF350は、オランダのビークオートレーシングとの共同開発によって実現した一台で、クリスマスをモチーフにしたブリティッシュ・レーシンググリーンとレッドのアクセントを加味したオリジナルカスタムカラーにて仕上げられ、F350は”Fast 350 horsepower”と「高速の350馬力」を意味しているそうです。
意外と有りそうでなかった”カラーが反転する”センターストライプ
もちろん、ただ単純にクリスマスというユニークさ持たせているだけでなく、イギリスのモータースポーツの歴史と伝統からインスパイアされた一台とのことで、MINI JCW GPがよりアグレッシブなスピーティーなモデルであることをイメージしています。
特にレッドのアクセントは、フロントフードからトップルーフ、そしてリヤエンドにかけて流れるようなセンターストライプが追加されていますが、敢えてフロントフードとトップルーフのストライプが反転するようにデザインされていて、こういった独創性は今のところマンハートのオリジナルになっているそうです。
そして足元はこんな感じ。
フロントフェンダーにはカーボンファイバー製のパーツがが装着され、本来であれば製造ナンバーが印字されるのですが、今回のカスタムモデルはカスタム名称のF350を表記、更にカーボン素材も変更が加えられているように見えますね。
あと足元には、マットブラック処理された19インチのコンケーブワンアルミホイールを装着し、リム周りにはレッドのピンストライプ、ブレーキキャリパはレッドにペイントすることで、ボディカラーのアクセントと上手くマッチするように統一されているのはグッド。
リヤデザインもかなり過激で、リヤディフューザーのディテールポイントにもレッドを追加しています。
なお足回りについては、専用スポーツサスペンションによってフロント20mm/リヤ15mmローダウンされていますが、マンハートとオランダのASTSuspensionとの共同開発によって誕生したオリジナルコイルオーバーを3種類提供しているとのことなので、オーナーの好みに合わせた高さが得られるのもポイント。
内装もスパルタンでスペックも過激
インテリアも熱いですね。
後席は完全排除された2シーター仕様で、要望に応じてロールケージの装備も可能とのこと。
気になるパワートレインですが、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンはそのままに、ECUリマップとマンハートインタークーラーを採用することで最高出力301hp→350hp/最大トルク450Nm→530Nmへと大幅にパワーアップ。
更にリヤエキゾーストシステムもインストールすることで、エキゾーストの抜けも向上し、サウンドもよりアクティブに変化しているそうです。
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Reference:motor1.com