一部改良版・ダイハツ新型タント/タントカスタムが2020年12月1日に発売スタート!気になる改良ポイントは?元オーナーが不満に思っていたポイントは改善される?

一部改良にて注目したい改善ポイントは「エンジン」と「スライドドア」の2つ

①:エンジン関係

まずエンジン系についてですが、これは発売当初大きな話題にもなっていたもので、エンジンが全く始動しないといった問題に悩まされ、最寄のダイハツディーラーにて診て頂いた結果「エンジンのコンピューター関連を再設定させていただいた」という情報以外は何も教えてもらえなかったんですね。

これについては、過去に自動車情報誌マガジンXさんでも調査を進めていて、結果的に不具合内容としては「エンジン始動時に特定のタイミングで偶発的に電気的ノイズが重なった場合、イモビライザーの通信が停止してしまい、一時的に始動できなくなるというものです」ということで、極めて限定的ではあるものの、結局のところ多くの新型タントユーザーにて発生した問題でもあったので、この点が上手く改善されているのかは気になるところ。

なお今回の一部改良ではエンジン関係の改良は含まれていないものの、既に対策を講じた上での一部改良である可能性も高いため、この点は特に気にしなくても良いのかもしれません。


②:スライドドア関係

そしてもう一つ気になるのが後席のスライドドア関係で、特に初期モデルの一部はスライドドアのハンドルを引っ張っても、自動でスライドせずに、何度か引っ張らないと開かないという不具合が生じていました。

もちろん、これはあくまでも自動スライドドアを採用しているグレードに限り手動スライドドア搭載のグレードは普通にオープンできるものの、自動スライドできないともなると結構不便ですし、今回の一部改良では同様の問題が発生せず改良されているのか気になるところです(ディーラー資料にはスライドドアの改善記載はありませんでしたが…)。

なお一部改良版・新型タント/タントカスタムの価格配信並びに見積もり作成は、2020年11月上旬から可能になるとのことです。

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