フルモデルチェンジ版・(欧)マツダ新型MAZDA2は、トヨタ新型ヤリスHVをベースとしたOEMモデルになるとの噂が浮上。なお発売時期は今後2年以内との情報も

やはり欧州市場向けの新型MAZDA2はトヨタ・ヤリスHVのOEMモデルが濃厚?

先日、国内市場向けにマツダのフルモデルチェンジ版・新型MAZDA2が2021年秋頃に登場する?との噂が浮上していましたが、今度は欧州市場向けの次期MAZDA2に関する新たな噂が浮上しています。

自動車ニュースサイトAUTOCARによると、トヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)のハイブリッドモデルをベースにしたOEMモデルとして、今後2年以内に登場するとのこと。

まだまだ環境法規制に準拠したモデルをラインナップできていないマツダにとっては、ヤリスHVは欧州市場向けとして長期間戦えるだけの競争力があると判断し、更にヤリスはトヨタのフランス工場でつくられているため為替耐性も高いと考え、OEMモデルとして同じラインにて製造される可能性が高いとのこと。

MAZDA2は、マツダのラインナップモデル最もコンパクトな車であるものの、日本から欧州へと持ってくるのは収益的にも非常に苦しいとして、収益向上やCO2削減対応という両面から非常に良い話だとして、本格的にOEMモデルとして市販化していく可能性が高いと言われています。


トヨタとの協業強化という観点からも、ヤリスHVのOEMモデルになるのは現実的な話かも

これについてマツダUKは「私たちは、各国及び地域の電力構成、独自性、および顧客のニーズに一致する適切なソリューションを提供するマルチソリューションアプローチを継続していく。その対策の一つとして、THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)が各地域のニーズや要件に対応するための最適なものであると結論付けている」とのことから、恐らくはトヨタとマツダのパートナーシップポリシーに基づいた議論の結果として、このようなコメントとなったのではないかと予想されます。

欧州市場向け次期MAZDA2が開発費用削減や環境法規制に十分準拠したモデルということであれば、マツダにとっては即市販化できる魅力的な一台になるのではないかと考えられます。

ちなみに2014年より欧州市場向けとして販売されていたヤリスは、MAZDA2をベースにしたOEMモデルでしたが、ハイブリッドシステムを搭載していなかったため、今後の販売継続は非常に厳しいモデルとして販売終了→現在の新型ヤリスHVが登場しています。

日本市場向けとして販売予定の新型MAZDA2はどうなる?発売時期は2021年秋頃?気になる続きは以下の次のページにてチェック!