発売前から「キドニーグリルが大きすぎて酷い」と批判されっぱなしのBMW新型iXの開発車両が目撃される。日本の公道でも度々スパイショットされているようだ

新型iXのデザインが見慣れる日は来るのだろうか…?

2020年11月に世界初公開されたBMWの新世代ピュアEVクロスオーバーモデルとなる新型iXですが、あまりにも縦長で巨大なキドニーグリルを採用したことにより、BMWファンをはじめ数多くのユーザーから批判されっぱなしの一台に。

デザインとしてはかなり個性的とも言える新型iXですが、今回ドイツにてカモフラージュされた個体と、一切カモフラージュされていないプロトタイプモデルの開発車両がスパイショットされています。


カモフラージュ越しでもわかる過激な縦長キドニーグリル

早速ドイツにてスパイショットされた新型iXの開発車両をチェックしていきましょう。

まずはボディ全体にカモフラージュラッピングが施された新型iXですが、カモフラージュ越しからでもはっきりとわかるレベルの縦長キドニーグリルが確認でき、フロントヘッドライトはシャープで切れ長。

ラジエーターグリルも存在しないため、走行中の空気を取り込んでモーターを冷やす必要もないことから、今回はヘッドライト関係以外はかなり分厚いカモフラージュになっているものの、一目で新型iXとわかってしまうほど。

抗力係数はPHEVスポーツカーのi8よりも優れている

そしてこちらが、一切カモフラージュされていない新型iXの開発車両。

ボディカラーは何とも個性的なワインレッドカラーで、足もとには大口径20インチアルミホイールを装着。

しかもボディサイズはX5とほぼ同じでありながらも、何と抗力係数は0.25と優れていて、既に生産終了しているi8の0.26よりも優れ、トヨタ・プリウス(Toyota Prius)の0.24に匹敵するレベルなんですね。

ただ改めて、こうして遠目から見ても縦長キドニーグリルのインパクトはとんでもなく、個性的で印象に残りやすいモデルを作る一方で、批判などがセットで付いてくるのは致し方ないものの、もうちょっと他に改良すべきことは無かったのかな?という疑問は残ってしまうのが正直なところです。

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