カスタム世界最速一番乗り?!マンソリーがフェラーリ812GTS専用ボディキット”スタローン(Stallone By Mansory)”を世界初公開。さりげなくエンジン出力も+31馬力アップ
どこよりも早く、どこよりも過激なカスタムを施すのがマンソリー
ドイツ・バイエルンを拠点とする超高級チューナーでお馴染みマンソリーより、フェラーリ最後のV12NAノンハイブリッドとなる新型812GTSをベースにした過激カスタムモデルが世界初公開されました。
恐らくフェラーリ812GTSをベースにしたカスタムモデルは世界最速だと思われますが、そのカスタム名称は812GTSスタローン・バイ・マンソリー(Ferrari 812 GTS Stallone By Mansory)。
まるで戦闘機のような見た目を持つスタローンの内外装をチェックしていきましょう。
どこからどう見てもパンチ力の強そうな812GTSスタローン
こちらが今回公開された812GTS Stallone By Mansory。
このモデル特有のリトラクタブルハードトップ(電動格納式)をキープしつつ、フルカーボンファイバボディキットを装着することで大幅な軽量化、更にはニード・フォー・スピードアンダーグラウンドをプレイしたキッズたちが興奮してくれることをイメージしつつ、過激&巨大リヤウィングを装着しています。
真正面から見てみるとこんな感じ。
フロントヘッドライトユニットやボディ形状は基本的に同じではあるものの、グロスブラックやカーボンファイバを使用することで全く別物レベルのエクステリアに。
こちらは純正の812スーパーファストのフロントマスク。
こうして見比べてみるとバンパーサイドのワイド感やボリューム感が全然違うのがわかります。
スーパーカーとはちょっと雰囲気の異なる戦闘力MAXのサイドビュー
サイドビューはこんな感じ。
まるで戦闘機のようなスタイリングで、筋肉質で抑揚をつけたフロントフェンダーやサイドのプレスライン、そしてトップルーフの高さにまで届きそうな巨大リヤウィングが何ともクール。
おそらくここまでのレベルのカスタムになってくると賛否はあると思うものの、カスタムすることによるリスクを恐れず、先陣を切るダイナミックなカスタムや改造、チューニングするマンソリーは流石の一言(おまけにカスタム費用が異常なまでに高額)。
ぱっと見は812GTSとは思えぬほどの変貌っぷりで、片側二灯式の丸形テールランプやデッキリッドスポイラーで何とか区別はできるものの、リヤフェンダーダクトや過激なリヤディフューザー、サイドウィングレットが設けられると全く印象も異なってきますね。
ボディカラーとは全く印象の異なるブルー&ホワイトのインテリア
続いてはインテリアを見ていきましょう。
戦闘機のような色合いと見た目を持つエクステリアとは異なり、内装はブルー&ホワイト、そして足元のペダル類をカスタムアルミにすることで一気にスポーティに進化。
シートやダッシュボード、ステアリングホイールなども本革ブルーに仕上げ、視覚的なマイルドさを与えるためにホワイトのアクセントが追加されていますが、正直グリーンに近いエクステリアにブルー&ホワイトの内装を持ってくる発想が無かったため、こういったところの経験値の高さはマンソリーならでは。
シートも電動タイプでコンフォート仕様ですが、座り心地がどのように変化するのかも気になるところです。
最後に812GTSスタローンのパワートレインですが、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンはそのままに、専用クワッドエキゾーストシステムやECUセットアップにより、最高出力800ps→831ps/最大トルク718Nm→740Nmへとパワーアップ。
そして0-100km/hの加速時間は2.8秒、最高時速は345km/hにまで到達します。
【MANSORY Stallone GTS, based on the Ferrari 812 GTS】
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Reference:motor1.com