【価格は驚異の約806万円から】フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWERがシンガポールでも発売へ!ボディカラーは11色、グレードは2種類のみ

遂に新型ノートe-POWERも海外デビュー!この流れはノート・オーラ海外デビューの布石か?

2020年12月23日より発売スタートした日産のフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(Nissan New Note)ですが、遂にこのモデルがシンガポールで発売されることが明らかとなりました。

2021年3月4日の公式プレスリリースにて明らかになった新型ノートe-POWERのシンガポール市場向けモデルですが、日産乗用車と小型商用車の代理店でもあるタンチョン・モーターを通しての販売となります。

基本的なスペックや内外装デザインに関しては日本市場向けと大きな差はなく、まずは前輪駆動(2WD)からの発売となりますが、日本と同じ左側走行の東南アジアから順次導入されると予想。

更に今後は、3ナンバー&プレミアムコンパクト仕様の新型ノート・オーラ(New Note Aura)も日本市場向けに販売される予定ですが、このモデルもフォルクスワーゲン・ポロ(Volkswagen Polo)やアウディ新型A1を競合とした一台なので、おそらく欧州市場向けとして進出する可能性が高いのではないかと考えられます。


シンガポール市場向けの新型ノートe-POWERの価格帯は約806万円から

話はシンガポール市場向けの新型ノートe-POWERに戻りますが、グレードは”Lite”と”Premium”の大きく2種類に分けられ、いずれも2021年3月17日午後12時までに契約すると、最大50,000kmまでの無料サービスパック付きの特典が付くとのことですが、その価格帯は驚愕の約806万円(99,800シンガポールドル)から。

上の金額を見て、「えっ?…806万円とか高過ぎじゃない?」と思われる方も多いと思いますが、シンガポールでは自家用車の購入制限が非常に厳しく、ホンダ新型フィット4 e:HEVで約752万円から、トヨタ新型ハリアーで約1,250万円ほどの超高額車両となります。

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その背景には、政府の交通政策にあるとして、非常に小さなマレー半島の先っぽにある小さな島に約500万人以上の人口が集中しているため、そこで全員が車を所有すると大渋滞になってしまうわけですね。

そのため政府は、自動車の購入に加えて超高額な税金をかけて制限することで、公共交通機関の利用を促しています。

なおシンガポールにて自動車を購入するとなると、以下の税金が加味されることから、例え200万円ぐらいのコンパクトカーでも1,000万円近くにまで跳ね上がる仕組みになっています。

・輸入税(関税)…車両本体価格×20%
・商品サービス税…(車両価格+物品税)×7%
・登録料…S$140
・追加登録料…車両価格×100%

Via:https://car-me.jp/

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