ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackの久々インプレッション!走行中のシフトの振動、内装の物理スイッチのチープ感等

総じて満足度の高い新型IS、その一方で気になるところもチェックしていこう

さてさて、2020年12月上旬に納車されて3か月以上が経過している私のレクサス新型IS300 F SPORT Mode Black(FR)×ヒートブルーコントラストレイヤリングですが、この辺りで久々の走行・内装インプレッションを実施していきたいと思います。

天候の関係もあってまだまだ走行距離も伸びていない新型ISではあるものの、ちょっとした短距離移動でもダイレクトに感じてくるポイントや違和感(不満点?)もいくつかあり、加えて日常的にチェックしているインテリアにおいても、「もう少しこのレイアウトは頑張ってほしかった」と思うところも多々あったり。

一体どういったところが気になるのか、早速チェックしていきましょう。


新型ISの直4ターボって実際どうなの?

早速新型IS300 F SPORT Mode Blackのインプレッションをしていきましょう。

まず走りの面についてですが、私が所有しているのは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するエントリーグレードではあるものの、ターボ特有のトルクフルな加速感も影響し、その走り出しの軽やかさとアクセルレスポンスは、直4 NA+ハイブリッドのIS300hとV6 NAのIS350には無い特別感があります。

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特に出だしの加速は2,000回転辺りですぐにシフトアップするものの、シフトアップ時のショックは全く無く、気が付けば法定速度ギリギリに到達する速さなので、体感速度とのギャップも中々にユニーク。

走行中のセンターシフトノブの振動は許容範囲?

ただある程度走行していると、減速時にセンターシフトを”D”レンジ→”M”レンジに変更する(握る)癖があるのですが、走行中の振動がセンターシフトにダイレクトに伝わってくるため、この点をプラスと捉えるべきか、マイナスと捉えるべきは微妙なところ(個人的には全然悪く無いと考えている)。

なかには「これちょっと気になるな…」という方もいらっしゃるとは思うので、一度走行中にセンターシフトノブを握りつつ、その振動が許容できるものかどうか試して頂けると幸いです。

パドルシフトによる減速操作時、1速になると極端な急ブレーキレベルに

あとはパドルシフトによる減速時。

私は基本的に、フットブレーキを多用するよりもパドルシフトによるシフトダウンで減速することが殆どなのですが、2速位までであれば特に急減速することはないモノの、40km以下辺りで1速までシフトダウンすると一気に回転数が上がって急減速するんですね(高回転時のサウンドも堪能できる)。

これもその人の好みによるものだと考えているため、決してマイナスには捉えていないものの、助手席や後席に座っている人からすると、背中がシートから一瞬離れるぐらいの急ブレーキ感になるため、捉え方によってはそこまで優しい運転ではないように感じます。

走りの質感や乗り味は間違いなく、上質で熟成されていることは確かなのですが、その一方でちょっとハードな減速も見せたりもするため、メリハリのある走りの理解と、その場に応じたドライバビリティの活かし方を誤ってしまうと、ドライバーや乗員に牙を向けることもあるかもしれません。

新型IS F SPORT×フレアレッドの内装は意外とチープ?気になる続きは以下の次のページにてチェック!


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