ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Black退院のためNX300h F SPORT返却へ。同じF SPORTでも乗り味は全くの別物だった件

タイヤサイズも扁平率もコンセプトも異なるので違うのは当然なのだが…ここまで全然異なるものとは

さてさて、先日約2週間ほどディーラー入院していた私のレクサス新型IS300 F SPORT Mode Black×ヒートブルーコントラストレイヤリングが無事退院したとのことで、レクサスディーラーより代車としてお借りしていたNX300h F SPORTを返却することに。

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改めてこれら2台を乗り比べてみると、真っ先に感じたのは足回りと乗り心地の”カタさ”が全然違うということ。

NX300h F SPORTは18インチタイヤ(235/55R18のスタッドレス)アルミホイールを装着しているのに対し、IS300 F SPORT Mode Blackは19インチタイヤ(フロント235/40R19、リヤ265/35R19のサマータイヤ)鍛造アルミホイールなので、乗り味が全く異なるのは当然といえば当然なのですが、改めて新型ISはスポーツ志向、NXはコンフォート志向というのが分かった気がします。


NX300h F SPORTは揺れや振動がほとんどなく、いかにもファミリー向けの優しい走り

今回代車としてお借りしたNX300h F SPORTですが、以前私が所有していたグレードと全く同じになるため、概ね操作性や取り回し、乗り心地などは把握していたものの、約270kmほど走行させて頂いて「走りの刺激は特にないものの、長距離運転しても全く疲れない」と言うのが正直なところで、ちょっとした段差のある道などでも足回りのサスペンションがリニアに反応してくれるため、車内の縦揺れもほとんどなく快適。

そういった意味ではファミリーカーとして活用しても全く問題なく、乗り物酔いの激しい方で酔いにくい優し目のSUVという印象でしょうか。

一方で新型IS300 F SPORT Mode Blackになると、タイヤの扁平率が低いこともあって、大きなロードノイズは無いにしても、スポーツ志向と言うのもあって若干の振動がありますし、路面の変化に応じてダイレクトな操作をしている感覚があるため(刺激を求める車的な?)、こういったところの違いは顕著に表れていたように感じます。

もちろん、新型ISの乗り心地も素晴らしく評価は高いのですが、よりカタめの乗り心地で刺激的な走りを求めるのであればNXはあまりオススメはできず、大口径&低扁平タイヤ特有のステアリングの切れ角に対してリニアに対応できるISの方が上だと思います。

重心の高いNXでも走りの面は十分高評価!そして270kmほど走行しての実燃費は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!