【内装編】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルを見てきた!新型フィット4ベースながらも視界や座り心地、使い勝手は異なる?

2021-04-14

新型フィット4ベースとはいえ、内装も思った以上にフィット4の流用が多かった

2021年4月23日より発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)ですが、前回のブログでもご紹介の通り、ようやく実車(プロトタイプ)を拝見することができ、まずはエクステリアをメインにインプレッションしていきました。

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今回はインテリア(内装)をメインにインプレッションしていきますが、かなり画像が多く、データの読み込み遅延にも大きく影響すると思われるため、まずは「インテリアの運転席・助手席周り」から公開していきたいと思います(後席やトランク部分は後日公開予定)。

既に数多くのYouTuberやカーメディアなどが実車インプレッションを取り上げているため、カブってしまう内容も多いかと思いますが、これから新型ヴェゼルを検討されている方や、納車待ちの方々のちょっとした参考程度になればと思います。


早速新型ヴェゼルの内装をチェックしていこう

早速新型ヴェゼルの内装をチェックしていきましょう。

まずは運転席の内ドア部分。

グレージュカラーの合成皮革トリムとシルバーのスクエア型ドアハンドルがオシャレで、特にスクエア型ドアハンドルは次期シビック(New Civic)にも流用されるパーツの一つ。

合成皮革トリムの直下に設けられたメタルアクセントですが、メッキ加飾などではなく本物の金属を使用しているのも拘りのポイントではないかと思います。

e:HEV Z/e:HEV PLayのみ全席オートパワーウィンドウ付

そしてパワーウィンドウ周りですが、e:HEV Z/e:HEV PLaYでは艶有りブラックのオーナメントパネルに設定されるため、この点は他のグレードとの差別化がしっかりと図られているようです。

あと個人的に嬉しいポイントとしては、(ホンダのスタッフさん曰く)Z/PLaYでは全席オートパワーウィンドウが標準装備されているとのことで、使い勝手はかなり良くなっているとのこと。

ウィンドウレバーの先端にメッキ加飾で更に高級感を出すのもアリかな?と思ったりもしますが、その点はコンパクトSUV&エントリーSUVという立ち位置を持たせるためだと考えられます。

内装はe:HEV PLaY専用のグレージュ

ここからは運転席周りを見ていきましょう。

PLaYグレード専用のグレー&ベージュを意味するグレージュ内装は非常に明るく、グローバルモデルを意識しているだけあってオシャレ。

新型ヴェゼルでは、非本革シート(ファブリック&プライムスムースのコンビタイプ)/電動パワーシートを設定していないのがちょっと残念ですが、おそらくはマイナーチェンジなどのタイミングで上級グレードを追加すると思われ、その際に本革シート&電動パワーシートを装備した豪華仕様が登場するのではないかと思います(初代ヴェゼルも新型に近いグレード構成だったと記憶)。

フューエルリッドのオープンはレバー式

運転席の足元も見ていきましょう。

フューエルリッド(給油フタ)は、新型フィット4(New FIT4)のように外からのプッシュ式ではなく、車内のレバーでオープンするタイプになるため使い勝手という面ではちょっとマイナス。

その下のレバーはフロントフードオープンになるため、夜のガソリンスタンドでの給油の際に間違える可能性も(そうならないように優先度の高いフューエルリッドレバーを上に設けている)。

アクセルペダルは吊り下げ式

アクセル・ブレーキペダルはメタル調ではなくハードプラスチックで、アクセルペダルは吊り下げ式(非オルガン)。

個人的には吊り下げ式でも全く問題は無く、特にオートブレーキホールドON時の信号待ちのとき、右足を吊り下げ式アクセルペダルの裏(奥)側に足を置くクセがあるため、これがオルガン式だと使えないために、そういった意味ではオルガン式の方が長時間の運転時には活用しやすい印象です。

新型ヴェゼルの座り心地やインパネ周り、グローブボックス類は以下の次のページにてチェック!