フェラーリ新型812コンペティツィオーネ(アペルタ)が公式デビュー!スーパーファストに比べて+25%ダウンフォース…これが本当に最後のV12NAノンハイブリッドモデルに?

2021-05-08

徹底的に計算し尽された新型812コンペティツィオーネの空力特性

続いてフェラーリ新型812コンペティツィオーネの新開発エキゾーストシステムについてですが、バンパーの両端に長方形のパイプを取り付け、全幅のリアディフューザー用のスペースを確保しています。

これは通常モデルに比べてダウンフォース量を+25%増加するためで、更に巨大なリヤディフューザーは新開発のリアスポイラーと「完全な空力シナジー効果」で機能し、リアアクスル全体で可能な最大ダウンフォース量を発生するとのことで、タイトなコーナリングでも切れ味の鋭いツッコミが可能に。


ほんの僅かな加速時間短縮のため、トランスミッションも更にシームレスに

一方でトランスミッションは、812スーパーファストと同じ7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載しながらも、ソフトウェアのアップデートにより、シフト時間を更に5%短縮していることでシームレスでショックが非常に少ないシフトアップ実現しています。

これにより、0-100km/hの加速時間は2.85秒と、488ピスタ(488 Pista)と全く同じ加速性能を持ち、最高時速は340km/hにまで到達します。

ちなみに812コンペティツィオーネは、ラジエーターサイズを抑えて重量を増やさず、冷却フロー管理も改善。

エンジンダクトは中央グリルの両側に設けられ、ボンネットの新しいセンターブレードの両側にある通気口とリヤルーバーのおかげで、熱排出を大幅に改善しているとのことですが、この点はパフォーマンスを大幅に向上する一方で、(先述の通り後方視界が絶望的なので…)実用性を犠牲にしてまで敢えて採用しなければならないポイントだったのかもしれませんね。

812コンペティツィオーネのスペックや台数、価格帯は?

最後に新型812コンペティツィオーネの主要諸元は以下の通り。

◇ボディサイズ:全長4,696mm×全幅1,971mm×全高1,276mm

◇ホイールベース2,720mm、車体重量1,487kg。

◇タイヤサイズ:フロント275/35ZR20、リヤ315/35ZR20インチ

◇ブレーキサイズ:フロント398mm/リヤ360mm

◇乾燥重量:1,487kg

◇前後重量配分:フロント49%/リヤ51%

まだワールドプレミア時点での正式販売台数や価格帯は明らかになっていないものの、812コンペティツィオーネが世界限定899台/812コンペティツィオーネ・アペルタが599台で、それぞれの価格帯は6,600万円以上/7,600万円以上と云われています。

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Reference:CARSCOOPS