フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの内装の質感インプレッション!新型フィット4から流用されたパーツも多数で、使い勝手や触り心地などもチェックしていこう【動画有】

新型フィット4のパーツを流用しているだけあって、やはり各種パーツの操作性や触り心地もフィット4っぽい

さてさて、私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、まだまだ希少性は高く、公道を走行していての周りからの注目も結構集めている印象を受けます。

なおゴールデンウィークが終了してからは、新型ヴェゼルの納車も少しずつ進んでいるようですが、2021年6月から一度納車ラッシュの勢いが落ちてしまうとのことで、その背景には半導体の供給不足による大幅減産で、どうしても生産・納車に大きな波があるようです。

このままルネサスエレクトロニクスの生産軌道が順調に回復すれば、2021年秋以降からは少し安定はしてくるとのことですが、まだまだ油断はできない状態だと思われます。

そういった新型ヴェゼルの納期が安定しないなかでも、可能な限り同車の良いところや気になるところをピックアップしていけたらと思いますが、今回はインテリアのよく触れるところを中心にインプレッションしていきたいと思います。


新型ヴェゼルのサイドウィンドウレバーやその周りをチェック

早速新型ヴェゼルのインテリアをチェックしていきましょう。

まずは内ドア部分のサイドウィンドウスイッチ周りですが、オーナメントパネルは艶有りブラックで高級感を加味。

これはe:HEV Z/e:HEV PLaYのみ設定される専用パネルとなりますが、それ以外のe:HEV Z/ガソリンGはハードプラスチックでちょっとチープな印象に。

それ以外のサイドウィンドウレバーや電動サイドミラー調整などは、全てシンプルなハードプラスチックで、メッキ加飾などはないものの、それよりもサイドウィンドウレバーを操作したときによる”カチカチ”音の聞き心地や触り心地は非常に良く、私が以前所有していた新型フィット4(New FIT4)よりも上質に仕上げられていると思います。

おまけに全席フルオートウィンドウなので、ワンプッシュで全開・全閉にできるのは有難いポイントだと思います。

ウィンカー・ワイパーレバーもチェックしていこう

続いては新型ヴェゼルのウィンカーレバーをインプレッション。

こちらも以前所有していた新型フィット4同様で、上下にワイパーレバーを動かせば、カチッとその位置に止まるシンプルな構造で、ちょっとした車線変更時に2~3回ほどウィンカー点滅させたい場合は、軽く上下にタッチするだけで大丈夫(ウィンカーレバーもすぐに元の位置に戻って、ウィンカーも2~3回点滅後に自動で消える)。

スバル新型レヴォーグ(Subaru New Levorg)やレクサス新型IS、この他の最近の軽自動車のように、ウィンカーレバーやワイパーレバーを上下に動かす際、カチッとその位置に止まるのではなく、すぐにデフォルト(真ん中)の位置に戻るモデルも複数あるので、そういった機能性を持たせていないのは非常に好印象。

特にウィンカーレバーを誤って上下に動かしてしまった場合、スバル新型レヴォーグなどのようなレバーが戻るタイプだと、結構操作が面倒だったりするので、こういった修正のし易さという点では非常に使い勝手は良いのではないかと思います(何でもかんでも新しいものへとシフトしない姿勢はさすが)。

この他、新型ヴェゼルのセンターシフトやちょっとおしゃれなコンビシート、そしてインテリアのインプレッション動画は、以下の次のページにてチェック!