マイナーチェンジ版・フォルクスワーゲン新型パサート(2022年)が完全リーク!BMW新型X3や日産の新型エクストレイルなどに続き、中国はリークされることが当たり前に?

新型パサートのリーク元は安定の工業情報化部(MIIT)

2022年モデルとして登場予定となっているフォルクスワーゲンのマイナーチェンジ版・新型パサート(Volkswagen New Passart)ですが、案の定中国市場向けと思われる個体が中国MIITより完全リークされています。

前回のマイナーチェンジ版・BMW新型X3/iX3や、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(Nissan New X-Trail)、ホンダ新型シビック・セダン(Honda New Civic Sedan)など、発表前から完全リークが止まらない中国。

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新型パサートは、中国市場でも根強い人気を得ている重要な4ドアセダンとなりますが、一体どのようなエクステリアに仕上げられたのか?早速チェックしていきましょう。


完全リークされた新型パサートを見ていこう

こちらが今回、発表前に完全リークされた新型パサートのエクステリア画像。

中国のセダンモデルといえば、上海汽車集団(SAIC)や中国第一汽車集団(FAW)との合弁企業を通じてラインナップされるため、どのモデルがどのメーカーのものなのかがわからず、混乱してしまうのも一つの特徴。

今回のリークモデルは、SAICフォルクスワーゲンによって開発・製造された新型パサート・セダンになりますが、中国市場向けのデザインは、2015年より販売されているユーロ仕様とは大きく異なり、どちらかというと北米市場向けに寄せたデザインなのかもしれません。

デザインはいかにも中国市場寄り

改めてフロントマスクを見ていくと、最も特徴的なのはクロームアクセントが際立つフロントグリルと水平基調のグリルパターン、そしてグリルフレームを縁取るような形で設けられているLEDフロントヘッドライトが標準装備であること。

全体的に上手くまとまっている洗練されたデザインではありますが、パッと見ではフォルクスワーゲンっぽさはあまりなく、いかにも中国専売モデルという印象。

足もとのアルミホイールがシルバー塗装で、ミドルサイズセダンっぽくないチープさはあるものの、中国でも再び注目される一台になるのではないかと予想されます。

リヤデザインは昨今のデザイントレンドを意識したセンター直結風

こちらはリヤビュー。

テールランプレンズやガーニッシュ部分がセンター直結式となっていますが、テールランプは両端のリヤコンビランプのみが点灯するものと予想され、リヤウィンカーもLEDにグレードアップ。

そしてパサートのネームバッジは、中央のフォルクスワーゲンエンブレムの直下に貼付。

この他リヤテールゲートの左右には、上海汽車と280TSIのバッジも確認することができます。

気になるパワートレインについてですが、今回リークされている280TSIが排気量1.4L 直列4気筒エンジンを搭載するエントリーグレードで、330TSI/380TSIが排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載する中間~上位グレードになるとのこと。

こちらはメーカーオプション一覧とのことで、プジョー風のフロントグリルや、メルセデスベンツ風のフロントグリル意匠など、この辺りの自由度は中国ならでは。

この他サンルーフや大口径アルミホイール、ETC車載器といったオプションも充実しているそうですが、現時点では具体的なグレード別価格帯やボディカラーなどの基本情報は明らかになっていないようです。

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Reference:motor1.com