【世界限定62台のみのレトロスポーツ!】ロータス・タイプ62からインスパイアされたフルオーダーメイドのラドフォード・プロジェクト62が世界初公開!

何とロータス公認&共同開発によって実現したコーチビルドモデル

イギリスの名門コーチビルダー・ラドフォードが、2021年5月初めにロータスとの共同開発による特別限定モデル・新型プロジェクト62(Radford Project  62)を世界初公開しました。

このモデルは、ロータスが1969年にグループ6レギュレーションに合わせて2台のみ製作された、レーシングモデル・タイプ62(Lotus Type 62)よりインスパイアされた特別な一台で、旧世代のレトロチックなデザインをモチーフにしながら、技術的な要素や耐久性、スポーツ性能は現代的且つ洗練されたものへと進化させたフルオーダーメイド仕様になっているそうです。

早速、ラドフォードが発表した新型プロジェクト62をチェックしていきましょう。


見た目はロータス・タイプ62をフルレストアしたような美しさ

こちらが今回公開されている新型プロジェクト62。

見た目はまさにタイプ62をそのまま現代によみがえらせたようなピュアレトロスタイルで、エンジンもロータス製の排気量2.0L LV240型水冷4気筒エンジンが鋼管スペースフレームのミドシップに搭載しているかのような見た目。

ちなみにこのモデル、100%内燃機関が搭載されているのかと思いきや、欧州の排ガス規制や騒音規制をクリアするピュアEVモデルとのことで、排ガスは一切出さないエコなスポーツモデル。

具体的なスペックについては明らかになっていませんが、タイプ62の名に恥じないスペックを持つとのことから、もしかするとガソリンタイプのスーパースポーツ系を圧倒するレベルの加速性能を発揮するのではないかと予想されます。

ボディカラーも当時のタイプ62を忠実に再現

ボディカラーは、当時のタイプ62を想起させるレッドとホワイトのデュアルトーンカラーで、ヘッドライト形状やエアインテークの配置などもタイプ62を忠実に再現。

なおフロントフードやサイドドアパネルに設けられた”62”は、純粋にタイプ62の名称をそのままペイントするかは不明で、製造台数も名称に合わせて62台のみなので、もしかするとナンバリングでペイントされる可能性も高そう。

新型タイプ62は、基本的に全て職人の手作業で製造されるため、顧客のリクエストに合わせて細かなオプションをオーダーすることができ、ボディカラーはもちろんのこと、シート素材や形状、アルミホイールの色合いなども全て細かく設定することが可能です。

現時点でどういったユーザーが購入できるかまでは明らかになっていませんが、オーダーは2021年5月21日時点で受け付けているとのことなので、特に厳しい条件は無いのかもしれません。

公道でも心地良く乗れるスーパースポーツ

なおラドフォードによると、新型プロジェクト62は見た目は”スパルタン”ですが、「洗練された、エレガントで、心地良いスーパースポーツ」とのことで、普段のドライブを楽しく、時には刺激を与えてくれるモデルとのことですが、そもそも公道を走れるというのもちょっと驚き。

ドライビングについては、ロータスエンジニアリングが開発に関与しているため、その走りはまさにロータス譲り。

具体的なスペックや価格帯などについては、2021年後半頃に詳細が明らかになるとのことですが、製造台数の少なさやフルオーダーメイドということを考えると優に数千万円から億単位になるのではないかと予想されます。

☆★☆コーチビルダー関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com