その姿はまさに戦闘機!究極の直線番長SSCトゥアタラに最大2,200馬力を発揮するアグレッサーパッケージや、ダウンフォース重視のストライカーパッケージが登場

SSCがカッコ良くも強烈なメーカーオプションも準備してきたぞ!

アメリカ・ワシントンを拠点とするSSC(シェルビー・スーパー・カーズ)が発表した、世界限定100台のみ販売のハイパーカー・トゥアタラ(SSC New Tuatara)ですが、このモデルを更に強烈に仕上げるメーカーオプションが発表・公開されています。

今回SSCが公開しているオプションは、究極のダウンフォースを発生するためのエアロパーツが装着されるストライカーパッケージ(Striker Package)と、もう一つは元々強力なエンジン出力から更にクレイジーにパワーアップさせるアグレッサーパッケージ(Aggressor Package)の2種類が準備されます。

早速どういったオプション内容なのかチェックしていきましょう。


ストライカーパッケージ装着でダウンフォース量は従来比+3倍に

まずはトゥアタラのダウンフォース量を大幅に強化するため、空力バランスを向上させるストライカーパッケージですが、これを装着するとダウンフォース量は3倍に増加するとのことで、時速258kmに到達したときに499kgのダウンフォース量が発生します。

具体的なストライカーパッケージの空力パーツ内訳ですが、カーボンファイバ製の巨大アクティブリヤウィングやバーティカルスタビライザー、純正よりも微調整されたカーボンファイバ製リヤディフューザー、フロントスプリッター、フロントダイビングプレイス、そしてサイドロッカーが全てセットにて装備されます。

見るからに強烈で戦闘機の姿にも見えるトゥアタラ・ストライカーパッケージ装着車両ですが、エアロアップグレードにより、フロント45.4%/リヤ54.6%のプッシュバランスを持ち、更に軽量化にも貢献するために外装だけでなく内装にもカーボンファイバパーツやアルカンターラをふんだんに使用しています。

アグレッサーパッケージを設定すると+470馬力もアップ

続いては強烈なパワーを得るアグレッサーパッケージですが、元々トゥアタラのパワートレインは排気量5.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力1,750hpを発揮するので、これだけでも十分すぎるほどのスペック。

ただ、これだけのパワーでは物足りないというクレイジーな顧客のために、先ほどのアグレッサーパッケージを設定することで最高出力1,750hp→2,200hpへとクレイジーにアップグレードされます。

アグレッサーパッケージを設定すると公道走行不可

但し、この専用パッケージは公道での走行が許されていないとのことで、あくまでもサーキット仕様に限定されたパッケージに仕上げられるとのこと。

先程のストライカーパッケージは、公道走行が許された仕様になりますが、アグレッサーパッケージは大人の事情で公道を走らせることはできないものの、サーキット仕様ともなればエクステリアのカスタムは無限大にセッティングできるそうです。

ちなみにこちらは、カーボンブラックにグリーンのディテールアクセントを追加したトゥアタラ・ストライカーパッケージ。

これまで登場してきたオールブラックの個体とは異なり、一気に印象も変化して、いかにもハイパーカーらしい風貌だと思います。

現時点ではトゥアタラが日本に納車されるなどの情報は一切無く、そもそも世界限定100台の個体が完売しているとのアナウンスも無いため、貴重なモデルといえど中々食指の動くモデルではないのかもしれません。

ちなみに、先ほどご紹介したストライカーパッケージは100セット準備されていますが、アグレッサーパッケージは僅か10セットしか準備されておらず、何れもオプション費用は公表されていないそうです。

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Reference:motor1.com