フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300(LC300)のインテリア細部をインプレッション!指紋認証エンジンスタータースイッチはこうなっている
やはり新型ランドクルーザー300の注目度・人気度は驚異的
遂に2021年6月10日に世界初公開されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、その注目度は非常に高いからなのか、トヨタの公式ニュースリリースが一時アクセスできずサーバーダウンするほど。
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それだけ日本に限らず全世界でも注目されているオフロードSUVということになり、14年ぶりのフルモデルチェンジ、そして2021年8月1日で生誕70周年記念を迎えることもあり、今回の新型ランドクルーザー300はとても特別な一台になると思われます。
日本国内での発売日も2021年8月1日を予定していて、同年6月末よりグレード別価格帯や見積もり作成、そして先行予約受付がスタートする新型ランクル300ですが(発売前から先行仮予約が殺到し既に納期1年との噂も…)、今回はインテリアの細部をインプレッションしていきたいと思います。
新型ランドクルーザー300のインテリアをインプレッション!
早速新型ランドクルーザー300のインテリアをチェックしていきましょう。
おそらくグレードとしては上級仕様のZXだと思われ、内装カラーは中東市場でも人気の高いアイボリー系。
シートや内ドアトリム、そしてセンターアームレスト周りは本革や合成皮革がふんだんに使用され、フラッグシップSUVらしくチープさをほとんど無くした仕様に仕上げられています。
またセンターコンソールのドリンクホルダー周りは、艶無しウッド調オーナメントパネルが採用されていますが、グレードによっては艶有りも存在するようで、この点の違いは実車を見てインプレッションしていきたいところです。
国産メーカーとしては初の指紋認証エンジンスタータースイッチを採用
そして個人的に気になっていた”国産車初”となる指紋認証式エンジンスタータースイッチ。
エンジンスイッチの中央には、指紋認証用のセンサーが設けられていますが、これは昨今問題となっているレクサスLX/200系ランドクルーザーといったフラッグシップSUVの盗難防止のため。
なお一部の情報によると、指紋認証登録は最大7人まで可能とのことで、その理由にはオーナー以外の家族や、ディーラーでの点検のためにオーナー以外が車を動かすために担当スタッフもしくは専用の整備士がエンジン始動できるようにするためとも言われています。
これは追記になりますが、新型ランクル300の指紋認証エンジンスタータースイッチは、キャンセル機能が設けられているとのこと(オーナーでもキャンセル操作可能で、指紋認証しなくともエンジンスタートできるという意味)。
点検時にはオーナーしかエンジン起動できないという問題は解消できるものの、「キャンセルしっ放しで放置」したら盗難のリスク有りかも…
センターコンソール周りはとにかく物理スイッチ系が集約
続いてはセンターシフト周り。
センターシフトはシフトブーツ付きのストレート式で、左側には電動パーキングブレーキ&オートホールドブレーキも完備、更にその上部にはCD/DVDデッキが設けられているため、ファミリーカーとしての活用度も非常に高そうですね。
なお今回の画像では詳細は確認できないものの、センターシフトのすぐ奥に有る部分にはSDカードスロット用が搭載できるスペースが設けられている可能性もあり、この点は実車インプレッションなどにて明らかになるかもしれません。
この他にも、ダウンヒルアシスト(DAC)コントロール制御&ヒルスタートアシスト(HAC)コントロールやドライブモードスイッチ、セレクトモードといった、オフロードに限らずオンロードや積雪時、雨天時など、その場面に適した走りを提供するのもランドクルーザーの魅力。
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