【LX/SPORT/EX篇】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビック・セダンをインプレッション!7インチメーターは見やすい?新型ヴェゼル風の内装は?
新型シビック・セダンのインテリアをインプレッションしていこう
そしてここからは、ホンダ新型シビック・セダンのインテリアをチェックしていきましょう(グレードはSPORT)。
内装は水平基調を意識ながらも、ホンダが掲げる「MM思想」、「マン・マキシマム・メカ・ミニマム(人のための空間は最大に、メカニズムのスペースは最小に)」に基づき、新たなアプローチで他のモデルでも採用していくことになります。
なおホンダによれば、今回こうした次世代インテリアを採用した理由として「ドライバーが安全に車を楽しむ能力を高めたかった」から。
こうした目標を掲げて開発に取り組んだ結果、まったく新しいシンプルでスポーティなインテリアが生まれ、すっきりとしたデザインでシンプルな人間工学、卓越した視認性というシビックが持つ本質的な価値が誕生したそうです。
運転席周りは無駄を省き、物理スイッチも最小限に
こちらはコックピット周り。
基本的には物理スイッチ系を多用することで操作性を向上させる一方、必要最小限の物理スイッチにすることで操作の混乱を防ぐというのも一つの狙いになっているそうですが、改めてそのレイアウトを見ると本当にシンプル。
ステアリング上の物理スイッチやパドルシフト、センターインパネのエアコン関係が主で、あとの操作系は7インチのナビゲーションディスプレイに集約された内容に。
7インチメーターはシンプルで新型ヴェゼルとほぼ同じ
そしてこちらがインストルメントクラスター。
メーターレイアウトとしては、中央から左側にかけて7インチのTFTマルチカラーディスプレイを搭載し、右側のメーター(マイル表記)はアナログを採用しています。
こうしたレイアウトは、フルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(New Vezel)でも採用されていますが、メーター情報も必要最小限にまとめていて見やすいですし、過度な情報を詰め込まないところはホンダらしいところだと思います。
意外にも小さく見えない7インチナビゲーションディスプレイ
こちらはセンターダッシュボード上に設けられた、フローティングタイプの7インチナビゲーションディスプレイ。
最上位グレードTouringのみ、9インチHonda CONNECTディスプレイが標準装備されるそうですが、確かにサイズ的にはコンパクトではあるものの、両サイドに設けられたダイヤル、下部に設けられた物理スイッチが影響してなのか、全体的に見ると7インチっぽく見えず「上手く見せてるなぁ」と感心するばかり。
全く新しいデザイン言語を持つ通気口
エアコンの吹き出し口は、これまでのホンダには無かったハニカム形状のメッシュを採用していて、風量を調整するダイヤルと風向を調整するジョイスティックのようなものが搭載されています。
あとはエアコンの吹き出し口周りを艶有りブラックのフレームにすることで高級感を演出していますが、これが全グレード標準装備というのは嬉しいポイントです。
センターコンソールは落ち着きと高級感を演出
こちらはセンターコンソール部分。センターシフトはストレート式のシフトブーツ付きで、ドリンクホルダーは縦2列タイプ、そして新型ヴェゼル同様の走行モード(SPORT/NORMAL/ECON)レバー、アイドリングストップ、電動パーキングブレーキレバー&オートブレーキホールドスイッチが設けられています。
今回のプレスリリースでは明らかになっていませんが、オートブレーキホールド機能は新型ヴェゼル同様にメモリー機能が搭載されている可能性が高そうです。
シート周りもチェックしていこう
続いてはシート周りを見ていきましょう。
シート調整は手動タイプとなり、上位グレードTouringのみ運転席・助手席に電動パワーシートが標準装備されます。
シート表皮はファブリックとプライムスムース(合成皮革)のコンビタイプで、ブラックにグレーのセンターストライプが入ったお洒落な2トーンを設定しています。
細部にもメッキ調アクセントを加味
最後は内ドア周りを見ていきましょう。
内ドアハンドルは新型ヴェゼルと同じものと考えられ、アームレストはホワイトのカラードステッチにファブリックのようにも見えますね。
あとは新型ヴェゼル/フィット4では見られなかったパワーウィンドウレバーの先端に、メッキ加飾のアクセントが加味されています。
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Reference:CARSCOOPS