タイ市場向けのフルモデルチェンジ版・ホンダ新型シティ・ハッチバックRS e:HEVが世界初公開!新型シビック・ハッチバック登場の影響で若干影薄に?

新型シビック・ハッチバック発表の裏で、シレッと公開された新型シティ・ハッチバックRS e:HEV

2021年6月24日に世界初公開されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビック・ハッチバック(Honda New Civic Hatchback)ですが、実はこのモデル以外にも、タイ市場向けとして新型シティ・ハッチバックRS e:HEVが発表されていたことをご存じでしょうか。

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このモデルは、日本市場向けでいうところのグレイス(Grace)に相当する一台で、セダンタイプだけでなくハッチバックもラインナップされていますが、今回新たに登場したのがデュアルモーターを搭載するハイブリッドシステムe:HEV

新型シビック・ハッチバックも、2022年3月頃より新型シビック・タイプR(New Civic Type R)のデビューも含めて、e:HEV仕様のグレードが追加される予定ですが、個人的にはタイ市場向けシティ・ハッチバックe:HEVが、新型シビック・ハッチバックe:HEVの兄弟車的な立ち位置のように感じたり。

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早速新型シビック・ハッチバックRS e:HEVの内外装デザインや装備内容、価格帯等をチェックしていきたいと思います。


新型シティ・ハッチバックRS e:HEVのエクステリアをチェックしていこう

早速新型シティ・ハッチバックRS e:HEVのエクステリアをチェックしていきましょう。

グレードとしてはハッチバックの最上位スポーツグレードとなるRSがベースになっているとのことで、見た目も非常にスポーティでありながら、キビキビとした走りを追求できる楽しそうな一台。

パワートレインとしては、排気量1.0L 直列3気筒VTECターボエンジンを期待したかったところですが、残念ながら従来通りの排気量1.5L 直列4気筒i-VTECエンジン+デュアルモーターを搭載。

これにより、システム総出力108ps/最大トルク253Nmを発揮し、トランスミッションはe-CVT、燃費としては27km/L、0-100km/hの加速時間としては9.4秒というスペックに。

新型フィット4 Modulo X e:HEVを意識したスポーツホットハッチ?

個人的に期待していた1リッターVTECターボ+ハイブリッドですが、この点についてはまだ開発が難航しているものと考えられる一方、おそらく立ち位置的には一部改良版・新型フィット4 Modulo X e:HEVのタイ市場専売モデルという位置づけにしたかったのではないか?と予想しています。

精悍な顔つきで標準装備も充実

フロントヘッドライト周りはこんな感じ。

LEDヘッドライト上部に設けられたLEDデイタイムランニングライトは、新型ヴェゼル(New Vezel)に通じるものがありますね。

リヤビューも従来通り、ハッチバックRSのようなスポーツホットハッチスタイル。

ボディサイズは、従来ハッチバックRS同様に全長4,349mm×全幅1,748mm×全高1,488mm、ホイールベース2,589mm、そして最低地上高は135mmとトヨタ・プリウス(Toyota Prius)と同じ低さになります。

燃料タンクも40Lと新型フィット4と同じ容量になるため、走り方次第では無給油1,000km達成も可能だと思われます。

シャークフィンアンテナはブラックですが、この点は新型フィット4と同じ仕様。

リヤテールランプも新型フィット4のU字型を更にシャープでワイド化したような印象ですが、従来グレードに比べて少しだけスモークが加味されたようにも。

ちなみにリヤウィンカーは非LED(電球)式なので、この点は新型フィット4と同等の質感といったところでしょうか。

あと今回のイメージカラーは、ブリリアントスポーティーブルー・メタリックとかなりスポーティな印象で、新型シビック・ハッチバックのクリスタルブルー・メタリックに相当するものと考えられます。

足もとのアルミホイールは4穴式のダーク塗装仕上げとなる16インチに加え、タイヤは185/55R16インチを装着。

新型シティ・ハッチバックRS e:HEVのインテリアやボディカラー、Modulo仕様のエアロパーツ、そして気になる価格帯は以下の次のページにてチェック!