フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXの見積もり解禁は2021年7月末から。改めてグレード構成や装備・ボディカラーなどもおさらいしておこう

価格が判明するのは2021年7月26日~、とりあえず7月末より見積もり作成可能のようだ

さてさて、2021年10月7日(木)に発売予定となっているレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、いよいよこのモデルのグレード別価格帯が同年7月26日(月)より明らかになる予定です。

いつもお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、今回の新型NXは新規顧客をターゲットにしたレクサスの主要モデルになるとのことで、6月12日に内外装デザインが判明して以降、新規のお客さんからの問い合わせが殺到しているそうです。

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この流れは初代NXが登場したときと変わらないそうですが、今回のフルモデルチェンジによる正常進化、初代から大幅に改良された先進的なインテリアを採用することで、BMWやメルセデスベンツ、アウディ、そして国産モデルを所有するユーザーを獲得するための重要なキーモデルになると云われています。

7月26日の価格判明時には、レクサス公式よりティーザーサイトがオープンする予定で、その際にはグレード別価格帯も明らかになるとかならないとか…(レクサスとしては初の試み)、既存顧客だけでなく新規顧客と公平にするため、敢えて価格帯を先行公開する計画です。
注)あくまで事前に頂いた情報なので、後々変更となる恐れもあるのでご注意を


新型NXのグレード構成をおさらいしておこう

そんな期待値の高い新型NXですが、改めてグレード別価格帯をおさらいしておきましょう。

まず新型NXにて設定されるパワートレインは以下の通りで、初代NXのようにNX300/NX300hは完全廃止。

そして各エンジンモデルにベースグレード/Ipackage/F SPORT/version Lが設定されるわけではないようです。

[NX250]
・ベースグレード[2WD/AWD]
・version L[2WD/AWD]

[NX350]
・F SPORT[AWDのみ]

[NX350h]
・ベースグレード[2WD/AWD]
・F SPORT[2WD/AWD]
・version L[2WD/AWD]

[NX450h+]
・F SPORT[AWDのみ]
・version L[AWDのみ]

結構思い切ったパワートレインではないかと思います。

今回のフルモデルチェンジにより、ベースグレードとF SPORTの中間グレードとなるIpackageが完全廃止となりました。

ここからは各グレードの特徴を見ていきましょう。

NX250(排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン)

非F SPORT顔

まずはエントリーグレードとなるNX250から見ていきましょう。

アメリカ市場向けも視野に入れた排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、F SPORTの設定はありません。

あとは新規顧客獲得を目的とするため(特に若者やダウンサイザー向け)、最安価なグレードとして敢えて日本市場でも導入するものと考えられます。

もしもNX250がラインナップされなければ、新型NXのエントリーグレードはNX350 F SPORT(AWD)ですからね…どんだけ強気なんだよ!と思うところ(NX350は車両本体価格だけで600万超えは覚悟した方が良さそう)。

NX350(排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン)

続いては新グレードとなるNX350。

新開発エンジンとなる排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンが搭載され、F SPORT×4WDのみという思い切ったグレード設定になりましたね。

こうしたグレード設定は、ビッグマイナーチェンジ版・新型IS350 F SPORT(FR)から引き継がれたものだと思われますが、スポーティな走りに特化したグレードとすべく、敢えて非F SPORTはラインナップしないというレクサスの強気な姿勢を表したものなのかもしれません。

NX350h(排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッド)

そして新型NXの最も注目株となるであろうNX350h。

パワートレインは、トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4と同じ排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム。

そしてグレード構成も、ベースグレード/F SPORT/version Lと最も充実しています。

現時点ではガソリンの種類などは明らかになっていませんが、もし新型ハリアー/RAV4と同じ圧縮比であれば、おそらくガソリンの種類もレギュラーになる可能性が高いですし、最もランニングコストを意識した人気グレードになると予想されます。

NX450h+(排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+プラグインハイブリッド)

最後は、レクサス初となるプラグインハイブリッド(PHV)モデルのNX450h+。

パワートレインは、RAV4 PHVと同じ排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを搭載し、駆動方式もAWDに限定されます。

おそらくこのモデルになると、新型NXの中でも最上位グレードに位置するのでベースグレードは設定できないと考えられ(装備面やパフォーマンス含め)、F SPORT/version Lの2種類に絞ってきたのも納得。

但し、このモデルに関してはRAV4 PHV同様に急速充電には対応しておらず、200V/16A(5.5時間)、100V/6A(27時間)のみでの対応となります。

あとレクサスディーラー曰く、NX450h+はRAV4 PHV同様に生産台数が極めて少なく、更にレクサス初PHVモデルということで集中的なオーダーが予想され、納期も半年~1年になる恐れがあるとのこと。

もしもNX450h+を検討されている方は、2021年7月末の見積もり解禁日に予約しておいた方が良いかもしれませんね。

新型NXのボディカラーや一部装備内容、発売日や見積もり解禁日、先行予約日などの具体的なスケジュールは、以下の次のページにてチェック!