フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フィット4からヴェゼルに乗り換えて不満はほぼ解消された?但し新型ヴェゼルに乗り換えたことで新たに気になることも

新型フィット4/ヴェゼル共によくできたクルマであることは確か

さてさて、2021年4月末に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、私がこのモデルを所有する前は新型フィット4(New FIT4)を所有していました。

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プラットフォームは、新型ヴェゼル/フィット4共に変わらずのセンタータンクレイアウトで、そのまま箱替えした感じになりますが、いざ新型ヴェゼルに乗り換えて約2か月ほど所有してみると、これまでフィット4にて感じていた不満ポイントはほぼ解消したようにも。

もちろんその一方で、新型ヴェゼルに乗り換えたことで新たに出てきた不満もあるわけですが、全て許容できる範囲での不満ポイントです。

そういった意味では、新型フィット4/ヴェゼルともによく仕上げられたモデルだと考えていて、どちらも「購入して本当に良かった」と思えるモデルだと考えています。

今回は、私が新型フィット4から新型ヴェゼルに乗りかえてから、解消された不満ポイントや新たに気になったポイントをチェックしていきたいと思います。


新型ヴェゼルに乗り換えて解消された不満ポイント

それでは早速、新型フィット4からヴェゼルに乗り換えたことで解消された不満ポイントを見ていきたいと思います。

①:車格アップによる走行時の安定性アップ

まず新型ヴェゼルに乗り換えたことで、ボディサイズが大きくなり、車体重量が増加したことによる走行時の安定感は格段に上がったと思います。

安定性の高さが顕著に表れるのは高速道路走行時で、ファストバックSUV且つ低重心化を図ったボディスタイル、そしてZ/PLaYの標準装備となる18インチ大口径タイヤアルミホイールを装着していることも影響して、横風が強く吹いてもハンドルが持ってかれることが少なくなりました。

これが新型フィット4の場合だと、重心位置は低くともコンパクトなボディで車体重量も軽いため、どうしてもハンドルが持っていかれやすい印象でした。

そういった”ちょっと不満に感じる”ポイントは、新型ヴェゼルにて大きく解消されたと考えています。

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②:ファストバックSUVといえど車高高めなので、段差をほとんど気にする必要が無い

これはSUVに乗るとやっぱり便利に感じるところなのですが、コンパクトカーからSUVに乗り換えると、車高や最低地上高がアップして、歩道や坂道、地下駐車場などの傾斜や段差を気にする必要が無くなりました。

こうした「段差を気にする」というプレッシャーは、運転中のちょっとしたストレスにもなっていて、腹下やフロントストレーキを擦ってしまったときの「恐怖」「焦り」などが、ドライバーをパニックにさせて事故につながってしまう恐れもあるんですね。

こうしたストレスやパニックをほぼほぼ感じさせないのがSUVであり新型ヴェゼルの魅力的なポイントの一つ。

過去に新型フィット4ではフロントストレーキを2度ほど擦ってしまった経験がありましたが、新型ヴェゼルではそういった心配は無いです。

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③:長時間の運転もほとんど疲れない

これは新型フィット4にて感じていた不満というわけではないのですが、「新型フィット4に比べて、新型ヴェゼルの方が長時間運転していても疲れない」ということ。

同じe:HEVシステムを採用するパワートレインで、燃費は新型ヴェゼルの方が悪いのですが、それ以上に走行時の安定性と包まれるようなシートのホールド感、段差を気にせずに走れるというストレスフリーな側面があることから、新型フィット4では感じられない「もう一段階上の上質さと安心感」が得られています(もちろん新型フィット4も十分完成された車です)。

新型フィット4から新型ヴェゼルに乗り換えたことで新たに出てきた不満とは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!