(2022年モデル)欧州市場向けトヨタ新型ヤリスクロス・アドベンチャーが遂に製造開始!ちなみに日本市場向けの最新納期情報は、2021年7月時点で半年近くのようだ

デザイン的にも評判の良かった新型ヤリスクロス・アドベンチャーが、遂にフランス工場にて製造開始!

2021年3月末に発表/同年9月に発売予定となっている、欧州市場向けトヨタ新型ヤリスクロス・アドベンチャー(Toyota New Yaris Cross Adventure)ですが、遂にこのモデルが2021年7月6日より、フランスのトヨタモーター・マニュファクチャリング・フランス(TMMF)にて製造開始となりました。

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基本的なプラットフォームやパワートレインは、日本市場やシンガポール市場向けと同じTNGA-Bプラットフォームと、排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを共有しますが、欧州市場で販売されるのは、環境法規制の絡みもあって同エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシモデルのみとなります。

そして日本市場向けと最も大きく異なるのは、通常のスタンダードグレードに加えて、欧州市場でしかラインナップされないオフロード志向強めのエクステリアを持つ”アドベンチャー”グレードがラインナップされるということ。

今回はおさらいも兼ねて、アドベンチャーはどういったエクステリアデザインを持ち、日本市場向けとどのように異なるのか?早速チェックしていきましょう。


新型ヤリスクロス・アドベンチャーのエクステリアはこうなっている

こちらが今回、欧州市場向け専売としてラインナップされる新型ヤリスクロス・アドベンチャー(2021年7月11日時点では、日本市場での市販化の予定は無し)。

いわゆるRAV4アドベンチャーと同じ、オフロード&力強いなエクステリアを採用したデザインに仕上げられていますが、従来のヤリスクロスに比べてフロントバンパーやスキッドプレートにシルバー加飾の専用パーツが装備されることで、タフでワイルドな印象を追加。

リヤデザインも同様で、リヤロアバンパーの無塗装ブラックにシルバー加飾を加味することでオフロード感を強め、加えてチープ感を大幅に減少。

ホワイト×ブラックの2トーンカラーだけでなく、シルバー加飾による3トーンのアクセントが何とも印象的で、遠目から見た時のダイナミック感はBセグメントコンパクトSUVとは思えない程の力強さがありますね。

もちろん、それ以外のフロント・リヤフェンダーモールやサイドスカートモールなどは従来通りですが、こうしたオフロードに特化したグレードだからこそ、無塗装ブラックがSUVらしさを引き立てていてグッドな仕上がりに。

ダークグレーの専用アルミホイールは、いずれ国内市場向けの特別仕様車などで登場しそうだ

足もとには、高輝度シルバー仕上げではなくダークグレーの18インチ大口径アルミホイールにすることで、より引き締まった印象を与えています。

このダークグレーの大口径アルミホイールは、将来的に国内市場向けヤリスクロスの特別仕様車にて登場するのではないか?とも予想しています(もしかしたらマイナーチェンジのタイミングか特別仕様車としてアドベンチャーが登場するかもしれませんし…)。
※一部の国内カーメディアは「デビュー1年目の一部改良時、つまり2021年夏から秋にかけて発売される可能性は高そうだ」と報じてしますが、今のところそういった情報は一切無し

参考までに、こちらがスタンダードグレードのヤリスクロス。

フロントバンパーがボディカラーと同色になり、スキッドプレートのところはブラックのアクセントで都会的ですが、力強さやタフさではアドベンチャーの方が上手といったところでしょうか。

アドベンチャーグレードではルーフレールが標準装備

こちらはルーフレール。

国内市場向けはメーカーオプションとして準備されていますが、ヤリスクロス・アドベンチャーは標準装備とのことで、かなりお得感があるのではないかと思います。

ただBピラー表面の質感を見てみると、艶有りブラック仕上げではなく無塗装ブラックに仕上げられているため、この辺りのチープ感は否めない所。

アドベンチャーグレードをベースにした初回限定モデルのプレミアエディションも登場!更に国内市場向けヤリスクロスの最新納期情報は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!