ロシアチューナーがマイナーチェンジ版・日産の新型パトロールの専用ボディキットを公開!そういえばレクサスNX/RXにも同様のキットを発表してたな

おそらくここまでパトロールを過激にできるのは、あのロシアチューナーだけかもしれない

日産といえば、2021年3月31日に中東市場向けとなる新型パトロール・ニスモ(Nissan New Patrol Nismo)を発表し大きな話題となりましたが、このモデルのベースとなるマイナーチェンジ版(2020年モデル)パトロール専用ボディキットが世界初公開されました。

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今回公開されているのは、ロシアの過激カスタムチューナーであるSCLグローバル・コンセプトで、過去にレクサスNX/RXの過激カスタムモデル「GOEMON(五右衛門)」「KOTARO(小太郎)」という日本の文化名を取り入れたカスタムモデルを発表。

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そんなSCLグローバル・コンセプトが発表したパトロール専用ボディキットですが、まだ厳密に市販化はされておらず、あくまでもコンセプトとして発表しただけになります。

早速どういったカスタムモデルなのかチェックしていきましょう。


見るからにヤバそうなフロントグリルを採用しているぞ

こちらが今回公開されている、SCLグローバル・コンセプトのボディキットを装着したパトロールHAWKキット。

日産の象徴ともいえる大口化したVモーショングリルは排除され、そのかわりとして台形型の更に大口化したグリルフレーム(艶有りブラック仕上げ)を採用。

そしてグリルパターンは、水平基調のメッキ加飾バーから謎のパターン化されたグリル意匠が採用され、かなり複雑且つ不気味である一方、「これってどうやって洗うの?」「どういう構造なの?」と不思議に思うほど。

フロントサイドエアインテーク周りには、逆L字型のLEDシグネチャーランプらしきものと、丸型のLEDフォグランプを搭載し、更にメッシュパターンのグリルも設けられています。

パッと見た感じ、フロントバンパーの約7割~8割ぐらいがグリルで埋め尽くされていますが、意外とこういった過激なデザインも悪くない印象。

純正と比べると違いは一目瞭然

参考までに、こちらがフルノーマル仕様のパトロール。

純正のVモーショングリルでも十分大口化していますが、先ほどのロシアチューナーのカスタムに比べて控え目ですね。

別の角度から見てみるとこんな感じ。

やはりフロントの大口化したグリルのインパクトが相当に大きく、その一方で純正の”コ”の字型LEDデイライトも全然負けていません。

ちなみにパトロールの最大のライバルがトヨタ・ランドクルーザー200(Toyota Land Cruiser 200)ですが、フルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300として発売され、更にエンジンもV型8気筒自然吸気からV型6気筒ツインターボへとダウンサイジングされるため(中東市場向けはV型6気筒NAも販売されている)、今後直接的なライバルになるのかは不明。

フロントフードにもダクトのようなものが設けられ、まるで戦闘機のような存在感もありますが、気になるパワートレインは従来通り排気量4.0L V型6気筒自然吸気エンジン(最高出力275hp)のエントリーグレードと、排気量5.6L V型8気筒自然吸気エンジン(最高出力400hp)の上位グレードの2種類がラインナップされます。

SCLグローバル・コンセプトが発表したレクサスRX/NXをベースとした過激カスタムモデルは、以下の次のページにてチェック!