フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーは1つに集約されずに併売へ!発表は2021年内/発売は2022年初め頃を予定…5ナンバーは廃止の可能性も?
その一方でエスクァイアが存続するとの情報は全くないようだ
トヨタのエントリーミニバンとなるノア(Toyota Noah)/ヴォクシー(Voxy)が、いよいよ2021年末にフルモデルチェンジ版として発表/2022年初め頃に生産並びに発売されるとの噂が浮上しています。
自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、フルモデルチェンジ版・新型ノア/ヴォクシーは1車種に集約されて「新型ノア」として販売されるのではなく、現行同様にノア/ヴォクシーとして併売が確定的になったとのこと。
既に首都高にて開発車両もスパイショットされている新型ノア/ヴォクシーですが、一体どのようなモデルになるのか?パワートレインは何が採用されるのか?エスクァイアはどうなるのか?などチェックしていきましょう。
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新型ノア/ヴォクシーはどのように変化する?
早速新型ノア/ヴォクシーに関する新たな情報をチェックしていきましょう。
マガジンXさんの報道によれば、以下の要素が新型ノア/ヴォクシーに盛り込まれると予想している一方で、高級志向の現行エスクァイアは廃止となる可能性が高いとのこと。
①TNGA-Cを流用した改良型プラットフォームを採用
②パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類
③ハイブリッド仕様に四輪駆動(e-Four/AWD)が設定される
④全幅はスタンダード系/エアロ系ともに3ナンバーの可能性有り
⑤発表は2021年末/生産開始・発売は2022年初め頃を予定
①TNGA-Cを流用した改良型プラットフォームを採用
まずは①のTNGA-Cを流用した改良型プラットフォームから見ていきましょう。
これについては以前から報じられている通り、ワイド&ローを意識した設計に加え、走行性能とボディ剛性を向上させることが狙いになっていることが考えられますが、どうやら車体の前半分がTNGA-Cプラットフォームが流用され、残り後ろ半分がフラット且つ低床を生み出す専用設計になるとのこと。
燃料タンクなどの配置は特に変化ないものの、車内の居住性には相当な力が入るものと予想され、特に床を低くして天井を高く感じさせることで、エントリーミニバンとは思えないほどの充実したモデルになることが期待されます。
②パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類
続いて②のパワートレインについてですが、これも以前から噂されている通り、現行3代目と変わらずガソリンモデルとハイブリッドの2種類がラインナップ予定とのこと。
ただここで注意してほしいのが、エンジンの型式が変化する可能性があるとのことで、ガソリンエンジンは3ZR-FAE型の排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンから、新型ハリアー(New Harrier)/RAV4/北米市場向け・新型カローラクロス(Corolla Cross)にも採用の排気量2.0L M20A型直列4気筒ダイナミックフォースエンジンが採用されるとのこと。
現行のガソリンモデルにて感じていたパワー/トルク不足を上手く解消し、更には低回転数(2,000rpm)の領域でも高い速度を維持することのできるダイレクトシフトCVTの採用が期待されます。
そしてもう一つのハイブリッドモデルについては、先述のM20A型をベースにしたハイブリッドシステムか、現行3代目同様の排気量1.8L 2ZR-FXE型直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを継続するとの案もあるそうで、この辺りについてはまだまだ何とも言えないところだそう。
この他新型ノア/ヴォクシーの③~⑤については、以下の次のページにてチェック!