これ本当?北米トヨタが2023年に新型グランドハイランダーを発表するとの噂。2020年末頃に商標登録完了…もしかして新型ランドクルーザー300の派生車種?

残念ながら新型グランドハイランダーの詳細は何一つわかっていない

トヨタといえば、2020年12月28日に米国特許商標庁に新型グランドハイランダー(Toyota New Grand Highlander)と呼ばれる名称を商標出願していたことを明らかにしましたが、どうやらこのモデルが2023年にデビューするとの噂。

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海外カーメディアAutomotive Newsの報道によると、トヨタ北米は新世代SUVのブランド拡大を目指し、既に北米市場向けとしてラインナップされているハイランダー(Highlander)よりも大型となるそうで、3列7人乗りとして登場する可能性が高いとのこと。

ボディサイズとしては、既存モデルのハイランダーよりも大きくなり、しかしフルサイズSUVのセコイア(SEQUOIA)よりかはコンパクトになるとのことから、もしかすると新型ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)の置き換えという形で登場する可能性も。
※セコイアのボディサイズは全長5,210mm×全幅2,029mm×全高1,956mm、ホイールベース3,099mm


北米市場では新型ランドクルーザー300の発売予定は無し

ちなみに2021年8月2日に正式に発表・発売されたばかりのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300ですが、実はこのモデルが販売される市場は中東/ロシア/日本/オーストラリアを予定していて、今のところ北米市場での市販化の予定は無し。

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先代ランドクルーザー200は販売されていましたが、トヨタのフラッグシップSUVでありながらもサイズ感がちょっと中途半端で、売れ行きとしてはそこまで伸びていないとのことから、もしかすると新型ランドクルーザー300を販売しない代わりに、新たな派生車種としてグランドハイランダーという新型車が登場するのかもしれませんね。

それであればミドルサイズSUVのハイランダーとフルサイズSUVのセコイアとの中間を担うモデルになるのも妙に納得できますし、北米トヨタとしてはハイランダーシリーズを強く売り込んでいきたいという思惑があるのかもしれません。

パワートレインはV6エンジンのみになる?

ちなみに北米市場向けとして販売しているハイランダーには、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッド(システム総出力243hp)と、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン(最高出力295hp/最大トルク357Nm)の2種類がラインナップされていますが、恐らく新型グランドハイランダーには後者のV6エンジンもしくはV型6気筒ツインターボエンジンが搭載されるものと予想。

なお2022年にデビュー予定のフルモデルチェンジ版・新型タンドラ(New Tundra)においては、新型ランクル300と同じTNGA-Fプラットフォームが採用され、同じV6ツインターボエンジン+マイルドハイブリッド?のパワートレインが採用されるとの噂もあるため、これらのコンポーネントをグランドハイランダーと共有する可能性も高そうですね。

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まだまだ具体的な情報が明らかになっておらず、現時点では商標登録が完了していることと、2023年にデビューするかもしれない?といった不確かな情報しか展開されていませんが、おそらくは北米市場限定に留まると予想され、仮に海外市場へと展開されるとしても中国市場ぐらい。

中国市場向けとして販売されるのであれば、具体的にどういった名称になる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!