フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型AMG SLが2021年9月に早期デビューとの噂。エンジンも4気筒と8気筒の2種類のみに?

新型SLクラスはAMG GTロードスターに比べて剛性を大幅に向上!例の軋みも解消される?

引続きメルセデスベンツ新型AMG SLクラスの開発車両を見ていきましょう。

サイドビューはこんな感じ。

フロントオーバーハングは短めで、フロントエンドを垂直に”スパッ”とぶった切るようなフォルムで、リヤオーバーハングは眺めながらも、AMG GTシリーズを想起させる様な丸みを帯びたフォルムが印象的。

プラットフォームについては、新型SLクラス専用に新設計されたアルミニウムやスチール、マグネシウム、カーボンファイバを含めた複合パーツを充実にしたボディシェルで、更にボディ剛性はAMG GTロードスターに比べて横方向が+50%向上、縦方向が+40%向上しているとのこと。

なお私がいつもお世話になっている友人で、現行AMG SL63(ナイトパッケージ付)を所有していますが、普段利用していると走行中の軋み音が目立つとのことで、もしかすると今回の新プラットフォームの改良により軋みは大幅に解消されているかもしれません(AMG GTロードスターにも試乗したことがあるが、そのときには軋み音は確認できなかった)。


新型SLクラスでは直6エンジン廃止で、直4&V8のみに?

そして最も気になるのがパワートレインですが、どうやらautoevolutionの報道によれば、直列6気筒ターボエンジンは搭載されず、直列4気筒ターボエンジン/V型8気筒ツインターボの2種類に限定されるとのこと。

具体的には、エントリーモデルのAMG SL45が排気量2.0L M139型直列4気筒ターボエンジン+マイルドハイブリッドシステムとして採用され、一方で上位グレードの新型AMG SL63が、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンが設定されるとのこと。

また今回の新型では、SL73eと呼ばれるプラグインハイブリッドモデルも遅れて追加される?可能性があるとのことで、その場合のパワートレインはAMG SL63をベースとし、電気モーター+バッテリーを組み合わせることでシステム総出力800ps/最大トルク1,000Nmを発揮することが予想されています。

現時点ではまだまだ不明な情報が多く、上記の情報全てが本当かどうかは微妙なところではありますが、既に新型Cクラス(W206)では全グレードにおいて直列4気筒エンジンのみが採用され、直列6気筒エンジン/V型8気筒エンジンが廃止されていることを考えると、次期SLも直4エンジンはほぼ濃厚と考えられそうです。

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Reference:autoevolution