遂に来た!日産が「2022年初頭に軽クラスの電気自動車(軽EV)を発売する」と正式発表。ボディサイズも明らかになり、価格は約200万円から
遂に日産公式が軽EVの一部情報を明らかにしたぞ!
日産は2021年8月27日、遂に軽自動車をベースにした100%電気自動車を2022年度初頭に日本国内にて発売することを明らかにしました。
日産の公式プレスリリースでも明らかになっている今回の軽EVですが、三菱自動車との共同開発プロジェクトであるNMKVにて企画・開発が進められるとのこと、恐らくは以前より度々話題になっているであろうIMkの量産仕様だと考えられます。
▽▼▽関連記事▽▼▽
なおこのモデルについては、過去に日刊工業新聞も報じていて、以下の計画に基づいて生産を進めていくともいわれています(あくまでも予定であり、昨今の諸事情により部品供給の滞りや半導体の供給不足もあるため、年間生産計画についてはちょっと厳しいかもしれない)。
◇生産規模は年間約6万台
◇生産元は三菱自動車の水島製作所(岡山県倉敷市)
◇過半は日産の販売分となる見通し
新型軽EVのボディサイズやバッテリー容量、更に価格帯までも!
ちなみにこちらが、2019年開催の東京モーターショー2019にて世界初公開されたIMkコンセプトで、恐らくはこのモデルをベースとした量産仕様が登場するものと予想されます。
なお日産は、今回の公式プレスリリースにて具体的なボディサイズと価格帯、そしてバッテリー容量を公開しているため、おそらく基本的なスペックやパフォーマンス、そしてグレード別価格帯はある程度決めていると予想され、発売時期も大きなハプニングさえ起きなければ計画通り進められるのではないかと予想されます。
◇ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm
◇実質購入価格は約200万円から
◇バッテリー総電力量は20kWh
◇発売時期は2022年度初頭(2022年4月が濃厚?)
◇「走る蓄電池」となり、非常用電源として十分な能力を発揮
ユーザーの好みを鑑みると、ルークスベースの後席スライドドアモデルが妥当?
なお日産初の軽EVが、具体的にどのようなボディスタイルになるのかは明らかになっておらず、デイズ(Dayz)のような4ドア軽ワゴンなのか、ルークス(Roox)のような後席スライドドアを採用したモデルなのかは不明。
とはいえ、日産としても先進的で軽自動車としての概念を変えていくモデルと発表する辺り、スタンダードな4ドアタイプになるとは考えにくく、そうなるとやはりルークスベースの後席スライドドアを採用した軽トールワゴンとなる可能性が高そう。
ボディサイズはスズキ新型ワゴンRスマイルよりも更に40mmも低い
昨今の軽自動車市場においては、以下の関連記事にもある通り、軽自動車新車販売台数の上位が、ホンダN-BOX/スズキ・スペーシア/ダイハツ・タント/ダイハツ・ムーヴキャンバス(弁密にはムーヴシリーズ)が独占。
また今回の日産のプレスリリースに先んじて、2021年8月27日の午前中には、スズキ新型ワゴンRスマイル(Suzuki New Wagon R Smile)と呼ばれる、ムーヴキャンバス対抗のスライドドアモデルを発表するほどですから、日産としても需要の高いモデルを市販化したいという想いはあるはず。
参考までに、新型ワゴンRスマイルのボディサイズで全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,695mmとなるため、日産の軽EVは、全長・全幅は軽自動車規格ギリギリで全く同じながらも、全高は-40mmと更に低く、低重心化を図ったスポーティな軽自動車となるかも?
▽▼▽関連記事▽▼▽
日産の軽EVが200万円からと発表されているが、国からの補助金を含めていない車両本体価格であれば、200万円を切る可能性も?気になる続きは以下の次のページにてチェック!