1994年式のWRCラリーカーとなるスバル・インプレッサプロドライブ555が納屋にて発見→すぐに競売へ!推定落札額は日本換算で約8,000万円ながらも、実際はいくらで落札された?

コンディションは抜群なのだが、どのような形で納屋から発見されたかは不明

スバルが1994年に参戦したグループAラリー選手権(WRC)において、当時コリン・マクレー選手とカルロス・サインツ選手がドライバーを務めたインプレッサプロドライブ555(Subaru Impreza Prodrive 555)をご存じでしょか。

実はこのモデルがオーストラリア・ビクトリア州にある納屋にて発見され、その後汚れなどを完全除去した後にオークションに出品され大きな話題となりました。

コンディションとしては抜群で、特に修復などする必要は無く、レーシングカーやWRCカーなどを取り扱う専門店にてメンテンナンスを施した後、エンジン始動可&自走可能であることも確認され、しかも正真正銘のWRC公式認定カーであることも確認済み。

このモデルが一体いくらで落札されたのか?そもそも推定落札額はいくら位だったのか?早速チェックしていきましょう。


実は僅か68台しか生産されなかった希少車種

こちらが今回、突如として某納屋にて発見され、ロイズオークションにて出品されたインプレッサプロドライブ555のエクステリア。

このモデルは、僅か68台しか生産されなかった希少なWRCカーとのことで、当時このモデルはWRCカーの世界においてレガシィからインプレッサへと切り替えられたことでも注目されましたが、何と1995年にはドライバーズタイトルとマニュファクチュラーズタイトルの2冠を達成するなど、その存在感を世界に知らしめることに。

ボディカラーは、かなり濃いめのブルーに六連星の色合いにも似たイエローのアクセントが加味され、あらゆるところにスポンサーのステッカーを貼付。

パワートレインは、排気量2.0L 水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、エンジンスペックは不明ながらも、トランスミッションは6速MTを搭載しています。

リヤビューはこんな感じ。

ボディ表面を見てもお分かりの通り、「本当に納屋で放置されていたのか?」と疑問に思うほどのコンディションで、特に修復やレストアすることもなく、簡単な洗浄とメンテナンスだけでここまで美しくキープされていたことも奇跡。

ただ、左側の一本出しマフラーを見るからにかなり年季が入っているようで、当時発見された際の姿がどのようなものだったのかも気になるところ。

予想落札価格は日本円で約8,100万円だったが、実際は…?

内装はかなりスパルタンで、運転席/助手席共にSPARCO製フルバケットシートにハーネス固定、そしてロールケージを装備しつつ、フロアマットなどは軽量化のために完全レス化。

ちなみにこのモデル、当時納屋で発見された後にメンテナンス→エンジン始動&自走可能であることが判明した後、予想落札価格は100万豪ドル(日本円換算で約8,100万円)と説明していましたが、実際のところは500,000豪ドル(日本円換算で約4,060万円)とほぼ半値で落札されたそうです。

そしてこれもまたユニークな話なのですが、実はこのモデルが落札・支払われた方法がビットコインだったそうで、ロイズオークションの最高執行責任者であるリー・ハメス氏は「ここロイズでは、様々な支払い方法を提供し、変化する世界と共に進化していくと」と語っています。

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