豪州にてフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300発表!GR-Sだけでなく最上級サハラZXもラインナップ…エンジンはディーゼルのみ
元々オーストラリア市場では新型ランクル300が発表・発売される予定は無かった
日本市場では2021年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、オーストラリア市場でも同年10月5日に正式発表されました。
元々オーストラリアでは「新型ランクル300の販売予定は無い」との情報でしたが、地元ユーザーからの熱烈な支持やリクエストが多かったからなのか、充実したラインナップでの販売となるようです。
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豪州市場では3.3リッターディーゼルターボのみのラインナップ
なお日本市場では、排気量3.5L V型6気筒ツインターボガソリンエンジンと、排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジンの2種類がラインナップされていますが、オーストラリア市場では3.3L V6ディーゼルターボのみでのラインナップとなります。
早速どのようなグレード構成となっているのか?価格帯は現地価格でいくらぐらいなのか?早速チェックしていきましょう。
豪州向け新型ランドクルーザー300のグレードはこうなっている
こちらが今回発表された、オーストラリア市場向けの新型ランドクルーザー300。
エクステリアデザインは、日本市場向けとほぼ変わらない力強くアグレッシブな顔つき。
先代ランクル200の水平基調を上手く踏襲しながらも、更にワイド&ローを際立たせるU字型フレームやフロントバンパーが採用されています。
ちなみにオーストラリア市場向けにラインナップされる新型ランクル300のグレード構成は以下の通りで、ディーゼルモデルでありながらも3列7人乗りシートがラインナップされているのは魅力的。
日本市場向けは、一部グレードを除きガソリンが3列7人乗りシート、ディーゼルが2列5人乗りシートなので、この点の差別化は結構大きいのではないかと思います。
【豪州市場向け新型ランドクルーザー300のグレード構成一覧】
◇GX[2列5人乗り/4WDのみ]
◇GXL[3列7人乗り/4WDのみ]
◇VX[3列7人乗り/4WDのみ]
◇サハラ[3列7人乗り/4WDのみ]
◇GR-SPORT[2列5人乗り/4WDのみ]
◇サハラZX[2列5人乗り/4WDのみ]
【日本市場向け新型ランドクルーザー300のグレード構成一覧】
[ディーゼル&ガソリンモデル(4WD)]
◇最上位グレード:GR-S
◇上位グレード:ZX[ガソリンモデル(4WD)]
◇上位グレード:VX
◇中間グレード:AX
◇エントリーグレード:GX
以上がオーストラリア市場向けと日本市場向けの新型ランクル300のグレード構成となりますが、日本市場とは異なり、先代ランクル200でもラインナップされていた”サハラ”グレードが採用。
そして最上級グレードでは”サハラZX”という形で販売されるわけですが、基本的なデザインテイストや装備内容は、日本市場向けのZXとほぼ同じと考えて良さそうです。
サハラ/サハラZX/GR-SPORTのエクステリアを見ていこう
ちなみにこちら中間グレードのサハラ。
スタンダードなフロントマスクや三眼LEDヘッドライト+L字型LEDデイタイムランニングライトは標準装備で、足もとのアルミホイールは18インチで肉厚の大口径タイヤを装着。
なおオーストラリア市場向けは、日本市場向けのようにルーフレールが全グレードメーカーオプション扱いではなく、何と標準装備というのも嬉しいところ。
おそらくは工場ライン側の簡素化に加え、オーストラリア市場でのルーフレール装着率を見ての判断だと予想されます。
続いてこちらが、最上級グレードとなるサハラZX。
足もとには20インチの大口径タイヤアルミホイールが装着され、一気にVIP感を漂わせていますね。
そしてこちらが、最上位スポーツグレードのGR-SPORT。
装備内容としては、日本市場向け同様に世界初の電子キネティックダイナミックサスペンションシステム(e-KDSS)や、スタビライザーバーコントロールシステムを備え、更にリアロッキングディファレンシャルを標準装備するなどの、オフロードに徹底した究極の一台となります。
オーストラリア市場向け新型ランドクルーザー300のボディカラーやインテリア、過激なディーラーオプション、グレード別価格帯は、以下の次のページにてチェック!