台湾にて、修理業者がオーナーのトヨタGRヤリスを勝手に乗り回してドリフト→動画が流出し警察の目にとまる→ナンバーが特定され運転していないオーナーは半年間免停に【動画有】

勝手に乗り回すことはもちろん、ドリフトした動画が流出したこともある意味悪質

台湾・台北市の新湖2丁目レーン259にて、2021年10月7日の午後11時頃にトヨタ新型GRヤリス(Toyota New GR Yaris)を乗り回してドリフトし、更に歩道を乗り上げて駐車場にてドリフトターンする動画がネットに流出→警察沙汰となるトラブルが発生しました。

なぜ動画がネットに流出されたのかは不明ですが、ドリフトを繰り返していたドライバーは、GRヤリスの所有者/オーナーではなく、修理対応していた担当メカニック。

一般道で常軌を逸した速度で走らせながら、交差点で無謀なドリフトを行うなどやりたい放題…その後この動画がネットに流出されて警察の目に留まるわけですが、その後の対応があまりにも理不尽過ぎると話題に。


流出された動画からGRヤリスのナンバーが特定される→まさかの運転していないオーナーが半年間の免許停止処分に

今回リークされた悪質動画を見た台北市内湖警察によれば、こうした悪質な運転を繰り返したメカニックドライバーに対し、第43条の「道路交通管理罰則」に基づき、6,000元~24,000元以下(日本円換算で約2.4万円~約9.7万円以下)の罰金を科すことが規定とされていますが、それ以上に残念なのが、この車両の所有者にも罰則が設けられているということ。

どうやらこの規定によれば、例えオーナーではない人物が危険運転を繰り返していたとしても、ナンバーが特定された時点でオーナーも同罪とみなし、半年間の免許停止処分が下されるとのことで、全く罪の無いオーナーがこのような仕打ちがかかるのはあまりにも理不尽(おそらくは管理面の問題でドライバーにも責任が…ということなのかも?)。

もちろん、GRヤリスのオーナーは納得いかずに異議申し立てたとのことですが、警察は「法律に従って報告書を発行し、所有者に免停期間を報告するだけ」と冷たくあしらったとのこと。

それにしても…先述にもある通り、どうしてこの動画がネットに流出してしまったのかは謎ですが、一部の噂では「再生数を稼ぐために意図的に投稿されたものでは?」との話もあるそうで、これだけ悪質な行為が行われていればもちろん注目はされるでしょうが、今回のように警察の目に留まることのリスクを考えなかったことが残念。

ネット上では誤った情報が拡散され、オーナーが批判/誹謗中傷の対象とされる始末

この動画が投稿された当初は、まさかメカニックがドリフト遊びをしているとは思わず、ネット内では「オーナーが不正にドリフト遊びをしている」との誤った情報が展開されていたために、最終的に何の罪もない修理依頼者&オーナーが悪者扱いになってしまったわけですからね…(しかも半年間の免停は納得出来ないと思う)。

以下のSNSにも動画が投稿されていますが、動画が確認できない方は、コチラの台湾公式ニュースサイトでも確認可能です。

日本国内でも、スバルディーラーの担当営業がオーナーの車両(インプレッサ)を勝手に乗り回して事故する動画が拡散され話題に…気になる続きは以下の次のページにてチェック!