えっ、そうなの?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーの先行仮予約が2021年10月上旬からスタートしている販売店も。現行80系の早期的な受注ストップが原因か?

全店舗が対象というわけではなく、あくまでも一部の店舗が実施しているだけのようだ

さてさて、2021年1月23日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)ですが、どうやら一部トヨタディーラーでは10月上旬より先行仮予約をスタートしているところがあるようですね。

今後の新型ノア/ヴォクシーに関する販売までのスケジュールは以下の通りとなりますが、このままのスケジュールで進めば、見積もり作成並びに先行予約受付は2021年11月下旬よりスタート予定となっています。

【新型ノア/ヴォクシーの発売までのスケジュール一覧】

◇詳細情報配信・・・2021年11月12日(金)前後

◇見積もり作成時期&先行予約・・・2021年11月下旬

◇初期受注開始・・・2021年12月上旬

◇(新型ノア/ヴォクシーの)ガソリンモデル生産開始時期・・・2022年1月6日(木)

◇(新型ノア/ヴォクシーの)ハイブリッド(HEV)モデル生産開始時期・・・2022年1月27日(木)

◇発表・発売時期・・・2022年1月13日(木)


なぜこんなにも早い段階で新型ノア/ヴォクシーの先行予約をスタートしているのか?

via:Twitter

ところで、どうしてこんなにも早い段階で新型90系ノア/ヴォクシーの先行仮予約がスタートしているのか?という点ですが、どうやら現行80系ノア/ヴォクシー/エスクァイアの受注ストップ/注文停止が当初の予定よりも早く終了したから。

生産終了時期としては2021年12月上旬は変わらずなのですが、昨今の諸事情による部品供給不足(主にワイヤハーネス)や、半導体の供給不足により生産並びに工場稼働停止期間が伸びてしまい、バックオーダー分を捌くことが非常に難しくなってしまったのが主な要因。

このまま10月下旬ぐらいまで受注を受付けてしまうと、新型90系ノア/ヴォクシーの生産スタート時期とカブッてしまう恐れがあるとのことから、早い段階で受注ストップせざるを得ない状況になったのかもしれません。

トヨタディーラーとしては他メーカーのミニバンへと流れることは避けたいのかも

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そういった経緯から、現行80系ノア/ヴォクシーを検討していたユーザーを対象に、新型90系ノア/ヴォクシーへと検討をシフトして頂く流れになっているとのことで、複数のブログ読者様が既に先行仮予約を完了しているとのこと。

もちろん、2021年10月上旬時点では具体的なグレード別価格帯もメーカーオプション費用も明らかになっておらず、見積もり作成もできない状態なので、とりあえず見積もり作成が可能な11月下旬になったタイミングで、すぐに契約・オーダー準備ができるよう段取りが進められているようですが、これもおそらくは他のミニバンへと流れないことが目的だと思われ、デザインや金額がわからない分、値引き・割引きを予め大きく設定しているディーラーもあるようです(あくまでも”その販売店”独自の動きなので、全ての販売店が同じことをしているわけではない)。

密かに新車販売台数を伸ばしているのが日産セレナ

参考までに、他メーカーのミニバンとしては日産セレナ(Nissan)やホンダ・ステップワゴン(Honda Stepwgn)が挙げられますが、特にセレナは2021年9月度の新車販売台数ランキングにおいて、新型ノートに続く6,828台(6位)と大きく貢献。

何と現行80系ノアの2,060台(21位)/ヴォクシーの3,000台(18位)を足し合わせてもセレナの方が多く、更にステップワゴンの3,303台(15位)よりも多く売れているわけですから、続々とミニバンを検討している顧客がセレナに流れているのかもしれません(モデル末期で大幅値引き・割引きもあるため購入しやすいのかも?)

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