【2021年最新版】カーメディアが「2021年販売されているで最も醜いのはプリウス」と発表。このほか「世界で最も醜い車」と評されたモデルたちも見ていこう
「世界で最も醜い車」を見ていこう
そしてここから、1900年代も含めての「世界で最も醜い車」にノミネートされた車両を見ていきましょう。
番外編①:フィアット・ムルティプラ
まずは奇抜且つあまりに先進的過ぎて「酷い車」と酷評された代表格が、フィアット・ムルティプラ(Fiat Multipla)。
このモデルは、フィアットが1998年に販売スタートしたコンパクトMPVモデルで、日本市場でも2003年より販売スタート。
フロントヘッドライトは非常にコンパクトで丸目ながらも、その奇抜且つ特異なボディスタイルが「世界で最も醜い車」と評されるほど。
ちなみにボディスタイルは全長4,000mmほどとコンパクトながら、なぜか全幅は1,875mmと超絶ワイド(レクサスRXの1,895mmと僅か20mmしか違わない)で、シートレイアウトも3人×2列というぶっ飛んだレイアウトなのも驚きです。
番外編②:プジョー1007
続いてはプジョーのBセグメントコンパクトカーでお馴染み1007(Peugeot 1007)。
プジョーのラインナップモデルで「4桁の数字を持つモデルの始まり」ともいわれた一台ですが、最も驚きだったのは「ハッチバックなのに両側スライドドアしか採用していない」ということ。
上の画像にもある通り、フロントシートから後席まで一枚モノのスライドドアで開閉し乗降りするというもので、こうした特異なデザインはプジョー1007ならではだと思いますが、世間からは「スライドドアしか装備されない醜い車」と酷評。
先述にもある通り、1007はプジョー初の4桁を持つモデルとなり、その後2008/3008/5008と代表的なモデルが生まれるきっかけとなるも、そのきっかけのモデルが大失敗に終わったというのもユニークな話だと思います。
番外編③:ルノー・アヴァンタイム
最後はやっぱりこのモデルですね。
日本でも2002年に発売された全長4,600mmを超えるミニバンタイプのルノー・アヴァンタイム(Renault Avantime)。
上の画像を見てもお分かりの通り、Bピラーが存在せず、且つ「ミニバンなのにスライドドアがなく横開きのみの2ドアクーペ」という特異スタイル。
しかもドアはかなり長くて重いため、狭い駐車場などではとにかく苦労する一台で、実用性にはほとんど向かない醜い車として酷評されました。
ちなみにパワートレインは排気量3.0L V型6気筒エンジンを搭載するパワフル仕様で、日本での販売価格は約500万円と高額モデルでした。