フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼル納車後6か月経過してのタイヤのグリップ力はどうだ?走行距離も7,000km目前、「走る/曲がる/止まる」の基本動作もチェック
結論から言ってしまうと、全てにおいて性能・満足度共に非常に高い
さてさて、2021年4月末に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、もうすぐ納車されて半年が経過するため、一度このあたりで基本動作やタイヤのグリップ力などのインプレッションを行っていきたいと思います。
私の新型ヴェゼルも、気が付けば総走行距離7,000kmを目前にしていて、無給油で900km付近を走行できるほどに低燃費(1度だけ無給油1,000kmも達成!)。
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街乗りから往復470kmほどの高速道路利用と非常に幅広く活用しているため、新型ヴェゼルのパフォーマンスを存分に発揮できる状態だとも考えていますが、やはり走行距離7,000km近くにもなってくると気になってくるのがタイヤ。
納車後半年&走行距離7,000km目前のタイヤのコンディションはどの程度なのか?早速インプレッションしていきましょう。
走行距離7,000km目前でもタイヤ溝はまだまだ残っていて、十分な走行パフォーマンスを提供
まずは私の新型ヴェゼルに装着されているタイヤアルミホイールですが、e:HEV Z/e:HEV PLaYでは18インチ(225/50R18インチタイヤ)と中々に大口径で、BセグメントSUVでここまでのサイズ感は結構珍しい方ではないかと思います。
タイヤ銘柄はミシュラン製プライマシー4(Michelin Primacy 4)で、雨道でのグリップ走行を得意としつつも、若干ロードノイズが目立つタイヤでもあります。
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とはいえ、7,000km走行してのタイヤの機能性としては特に大きな変化はなく、十分なグリップ力やブレーキング、コーナリングなど、「走る」「曲がる」「止まる」といった基本動作は問題無し。
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SUV特有のハンデを感じさせないスポーティな走りも
特に峠やマイナーロードでの下りの道では、エンブレ(減速セレクター)や”B”レンジを活用しつつカーブに差し掛かったときのコーナリングは特筆すべきものがあり、外側に膨れることなくしっかりと路面に張り付きながら安心して曲がってくれるのも大きなポイント。
スポーツクーペやセダンに比べ、SUVとなると重心位置が高くなり、車体重量も重い傾向にありますが、そういったSUV独特のハンデをものともせずにしっかりとスポーティな走りを提供してくれるのも新型ヴェゼルの魅力の一つ。
正直この辺りのパフォーマンスはそこまで期待していなかったため、峠道でのクイックな走りと外側に引っ張らない操舵性、そして上質でありながらも極太タイヤ特有のコツコツ音や乗り心地の悪さが無いもの特筆すべきポイントではないかと思います。
一方で上り時のエンジンの唸りはちょっと目立つかも
ただ、峠道の上りを走るときは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせたe:HEVシステムであっても、SUV特有の重さが影響してなのか、アクセルを踏み込んだときの出足の遅れ、エンジンの唸りは気になるところではあるものの、十分許容できる範囲だとは思います。
新型ヴェゼルの基本動作でもある「止まる/ブレーキング」はどうだ?気になる続きは以下の次のページにてチェック!