えっ、これ本物じゃないの?完成度高すぎ&世界一安価なランボルギーニ・カウンタックが販売中。内装まで本物そっくり…気になるベースは?
確かにちょっと違和感はあるものの、言われなければレプリカとは気づかないかも
さてさて、2021年は生誕50周年を記念して世界限定112台のみとなるランボルギーニ新型カウンタックLP I800-4(Lamborghini New Countach LPI800-4)が販売され(もちろん即完売)、50年ぶりの覆刻ともいわれたカウンタックLP500が復活するなど、とにかく「カウンタックの年」でした。
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こうした中、スイスの中古車ディーラーCLASSIC DRIVERにて、何とも奇妙且つ「世界で最も安いカウンタック」が販売されているとして話題に。
一体どのようなモデルなのでしょうか?早速チェックしていきましょう。
確かに見た目はカウンタックにも見えるが…?
こちらが今回販売されているホワイトカラーの「世界一安い」と言われているランボルギーニ・カウンタック。
実はこのモデル、本物のカウンタックではなくレプリカモデルとのことで、ベースはポンティアック・フィエロ(Pontiac Fiero)。
確かに若干ボディスタイルに違和感はあるものの、言われなければわからない程に完成度の高いレプリカモデルではないかと思います。
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真正面から見てみるとこんな感じ。
カウンタックの特徴ともいうべきカクカクしたボディラインや、個性的な台形のフロントフード、リトラクタブルヘッドライト、ロービームライトなど、細部を見てもレプリカとは思えない程にじっくりと作り込まれています。
このレプリカモデルは、プロヴァ・デザインリミテッドのジム・ラコイ氏によって作られたモデルとのことですが、どれほどの製作期間を要したのかはわからず、しかし改造費は高級スポーツカー/スーパーカーが購入できるレベルとのこと。
リヤテールランプやボディ同色の巨大リヤウィング、リヤフェンダー付近ルーバー、そして”Lamborghini”や”Countach”などのネームバッジまでも貼付されたら、物と疑わざるを得ないレベル。
まさかの内装も本物とそっくりレベルに
そして最も驚くべきは内装。
何とメーターからステアリングホイール、MTシフト、センターコンソール、シート形状までほとんどが本物レベルの完成度の高さ。
ちなみにメーターは僅か7,700kmとほとんど走られていないため、内外装ともにほぼほぼ新品レベル。
さすがにエンジンまではカウンタックに寄せることはできなかったようだ
但し、パワートレインはさすがにカウンタックと同じV型12気筒自然吸気エンジンではなく、ランドローバー・レンジローバー(Land Rover Range Rover)の排気量3.5L V型8気筒エンジン(最高出力 約300hp)に置き換えられているそうです。
最後に気になるカウンタックレプリカの価格帯ですが、アメリカ価格だと96,629ドルで、日本円に換算すると約1,098万円とのこと。
確かにカウンタッククラスで見ると破格だとは思いますが、レプリカということを考えると躊躇するレベル。
おそらく改造費用もとんでもないレベルだと思いますし、フィエロの車両本体価格も含め、もしかしたらランボルギーニ・ウラカン(Huracan)が購入できるほどの改造費がかかっているのかもしれません。
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Reference:CLASSIC DRIVER