とんでもないスペックを持つSP Automotive新型カオスが遂に降臨!「世界初のウルトラカー」でブガッティやフェラーリは相手にならない…なお価格は日本円換算で約16.4億円

まだまだ続くSP Automotive新型カオスのクレイジースペックを見ていこう

この他にも注目したいポイントとしては、SP Automotive新型カオスは、かなりアグレッシブでエッジの効いたデザインが印象的ですが、一部の噂ではエンツォフェラーリ(Enzo Ferrari)やFXXシリーズ、ピニンファリーナ・バティスタリア(Pininfarina Battista)、アストンマーティン・ヴァルカン(Astonmartin Vulcan)をコピーしたのでは?といった情報も。

そうなってくると、先日マンソリーとの件で大きく騒がせた著作権侵害に関する裁判問題もあるため、もしもフェラーリこのモデルのデザインに何かしらの指摘をした場合は大事になるかもしれませんね。

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F1並みのダウンフォースを発揮する究極の公道モデル

ちなみに足もとのホイールは、21インチもしくは22インチサイズから選択可能で、マフラーは3Dプリントされたクワッドエキゾーストパイプ、そしてシングルシーターF1並みのダウンフォースを発生するとのことで「新型カオスは、これまでの車に適用された中で最高の空力設計」と自信を示しています。

ボディサイズとしては、全長5,053mm×全幅2,068mm×全高1,121mm、ホイールベース2,854mmととにかくワイド&ローで、車体重量は様々な軽量素材を採用していることもあり、アースバージョンが1,388kg/ゼログラビティが1,272kgと軽量。


シャシーやインテリアに使用される素材も高コスト

続いてモノコックシャーシは、有機系繊維の中ではトップクラスの引張強度・弾性率を持つザイロンが使用され、ボディの78%はチタンおよびマグネシウム合金とカーボンファイバー、カーボンケブラーのボディパーツから印刷されたAnadiaplasi3Dを採用し、他のスーパーカーではちょっと考えられないような徹底した軽量化と剛性強化が施されています。

サスペンションは、チタンまたはマグネシウムで作られた完全独立のダブルウィッシュボーンで、ブレーキはフロント482mm/リア442mmのカーボンセラミックベンチレーテッドディスクと、クロスドリルディスクを標準装備し、更に3Dプリントされたブレーキキャリパーと、チタンまたはマグネシウムマトリックスのローターハブを採用しています。

そして内装については、ダッシュボードにワイドタッチスクリーンが備えられ、センターコンソール物理スイッチ、ヘッドアップディスプレイを備えたヨークスタイルのステアリングホイールを装備。

この他、インテリアのほぼすべてのコンポーネントにカーボンファイバーやザイロン、チタン、マグネシウム、およびアルカンターラを使用しているとのことで、材料費だけでとんでもない費用が発生していると考えられます。

気になる新型カオスの販売台数と価格帯は?

続いて新型カオスの生産台数ですが、今のところ各大陸ごとに限定20台のみの生産を検討しているとのことで、初回生産モデルは早くとも2022年初め頃と想像以上に早め。

最後に気になる価格帯ですが、現地価格帯で見るとベースグレードのアースバージョンが約550万ユーロ(日本円換算で約7.3億円)、フラッグシップグレードのゼログラビティだと約1,240万ユーロ(日本円換算で約16.4億円)。

果たしてどのような人物が購入されるのか、限定20台とはいえ無名の新人メーカーですし、確かなバックボーンやブランド力があるわけではないため、本当にこの台数全てが各大陸で完売するのか非常に気になるところです。

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Reference:CARSCOOPS