これ本当に売ってるの?ランボルギーニ・ヴェネーノ/チェンテナリオ/シアンFKP37が販売中!なんと6台の総額は約28億円…ヴェネーノだけで約10.5億円

ちなみに3つの超限定モデルは全てアヴェンタドールがベースになっている

ランボルギーニが2011年~2021年までの約10年間販売し続けた、同社フラッグシップV12モデルとなるアヴェンタドール(Lamborghini Aventador)が遂に販売終了となり、いよいよ次世代V12ハイブリッドスーパーカーに向けて粛々と開発が進められています。

アヴェンタドールをベースにした特別な超限定モデルも多数登場しましたが、その中で最も印象に残っているのがヴェネーノ(Veneno)/チェンテナリオ(Centernario)/シアンFKP37(Sian FKP37)/新型カウンタックLPI800-4(※)だと思いますが、実はこれらのモデルが、ドイツの超高級車ディーラーLuxcarsにてまとめて販売されているとして話題に。
(※)新型カウンタックLPI800-4は、厳密にはマイルドハイブリッド仕様のシアンFKP37をベースにしている

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早速どのような仕様にて販売されているのか?どれぐらいの価格帯にて販売されているのかチェックしていきましょう。


今回販売されている3車種の仕様をチェックしていこう

今回Luxcarsが販売している超限定モデル3車種ですが、各モデルが実際に販売された台数や新車販売価格をおさらいしておきましょう。

◇ヴェネーノクーペ(世界限定3台のみ):現地新車価格3,000,000ユーロ(日本円換算で約3.9億円)

◇チェンテナリオクーペ(世界限定20代のみ):現地新車価格1,750,000ユーロ(日本円換算価格で約2.3億円)

◇シアンFKP37クーペ(世界限定63台のみ):現地新車価格2,000,000ユーロ(日本円換算価格で約2.6億円)

いずれもプラットフォームはアヴェンタドールと同じランボルギーニ独自のアーキテクチャを採用し、パワートレインも排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載。

ただシアンFKP37に関しては、スーパーキャパシタ技術を採用したマイルドハイブリッドシステムを導入しているため、厳密にはノンハイブリッドモデルではありません。

参考までに、ヴェネーノの最高出力は750ps、チェンテナリオの最高出力は770ps、シアンFKP37のシステム総出力は819psを発揮します。

①:ヴェネーノクーペ

まずは今回の3車種の中で最も希少価値が高く、最も生産台数の少なかったヴェネーノクーペから見ていきましょう。

ちなみにこの「ヴェネーノ」という名称は、ランボルギーニの伝統に則って伝説の闘牛の名から名づけられていて、更にヴェネーノはスペイン語で「毒」を意味しています。

今回販売されている個体は、グレー系のボディカラーにペイントされた一台とのことで、走行距離は不明ながらも現地販売価格は驚異の7,990,000ユーロ(日本円換算で約10.5億円)。

実はこのモデル、過去10年間で販売された量産車/限定車の中で最も転売価値の高い一台として選出され、その損益率は+180%と圧倒的で、ラ・フェラーリ(LaFerrari)の+109%を優に上回るレベル。

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今後ハイブリッドモデルやピュアEVモデルが数多くラインナップされるため、おそらく内燃機関系のスーパーカー/ハイパーカーの価値も高騰していくもの予想されますが、もしかしたらヴェネーノもその対象になり得るかもしれませんね。

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