フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が遂に中古車サイト・カーセンサーに登場。新車価格よりも1.8倍以上となる約1,400万円にて転売

確か新型ランドクルーザー300は、新車納車後の輸出・転売は禁止だった記憶が…

さてさて、2021年8月2日に発表・発売されて以降2年以上の長納期となり、同年11月上旬時点で5年以上との噂も出ているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。

なお新型ランドクルーザー300を新車購入する場合、全国のトヨタディーラーでは「輸出」及び「転売目的」での購入でないことを確認するため、トヨタメーカー公式のフォーマットに基づいた誓約書へのサインを求められることが原則となっているはずですが、なぜか中古車サイト・カーセンサーにてとんでもない価格にて転売されています。

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一体どれほどの価格帯にて販売・転売されているのか?早速チェックしていきましょう。


中古販売価格は1,398万円!新車価格よりも1.8倍以上と高額に

こちらが中古車サイト・カーセンサーにて転売されている新型ランドクルーザー300(販売ページはコチラ)。

販売元は北海道札幌市を拠点とするMID PRIMEさんですが、よくよく考えてみると北海道での新型ランクル300の納車は非常に多く、SNS(Twitter/Instagram/みんカラ等)や当ブログへの納車報告などを含めても、2021年10月末時点で20台以上は納車されていると記憶しています。

グレードとしては、2列5人乗り仕様のディーゼルZX(4WD)で、ボディカラーはプレシャスホワイトパール、内装はブラックの本革シートを設定しています。

走行距離は3,000kmほどで車検有無が2024年8月ということは、新型ランクル300の発売月となる2021年8月には既に納車されていたということに(お盆前の納車ラッシュは中々に凄かった)。

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中古車サイト・グーネットでも約1,400万円ほどの新型ランクル300が転売された例も

なお前回のブログでは、中古車サイト・グーネットにて、中東市場向けの新型ランクル300(逆輸入モデル)が約1,400万円にて販売される例がありましたが、既にこちらは掲載終了となったものの、完売してしまったのか、それとも転売禁止の条件に当てはまりトヨタ公式による警告で掲載が禁止となったのかは不明。

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ただ前回のグーネットの高額転売や、今回のようなカーセンサーでの高額転売の例が出てきてしまうと、「もう販売しても大丈夫なんだ」という集団の心理から、今後続々とカーセンサーにて出品される恐れもあり、そうなると新車購入時にサインした誓約書の意味って何だったの?という疑問も。

輸出・転売禁止に関する誓約書の中身には落とし穴があるかもしれない

via:Twitter

関連記事にもある通り、全国の販売店には「転売・輸出を行わない」ための誓約書のフォーマットが準備されているものの、よくよく考えてみると販売チャネルやエリアによっては「具体的な転売・輸出禁止の期間」が記載されていないところも。
※Twitter ID:@shimabase1様より、事前に使用許可を得ております(画像並びに情報提供いただきありがとうございます)。

店舗によっては「新車購入後半年間」「新車購入後1年間」などの記載があり、私が購入・契約した店舗では1年以内の転売・輸出禁止の記載がありましたが、上の画像にもある通り、転売禁止期間が無い場合だと、もしかすると今回のカーセンサーの例はその効果を発揮できなかった?という可能性も(最終需要者も確定していますし…)。

何れにしても誓約書の落とし穴はまだまだあると思われ、2021年1月12日より発売のレクサス新型LX600も誓約書のサインが求められますし、2022年以降には、グローバルモデルとしても活躍している新型アルファード(New ALPHARD)も、もしかしたら誓約書のサインを求めてくる可能性は考えられるかもしれませんね。

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今回カーセンサーにて出品された新型ランドクルーザー300の装備情報や内装は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!