三菱が(2022年)新世代ピュアEVクロスオーバーの新型エアトレック(AIRTREK)を世界初公開!三菱らしい力強さと高級感を兼ね備えた新たな一台

おそらくSUVやMPVがメインになるとは思うが、今後の三菱にはまだまだ期待できそうだ

三菱といえば、2021年4月に開催された中国・上海モーターショー2021にて、新世代ピュアEVクロスオーバーの新型エアトレック・コンセプト(Mitsubishi New AIRTREK CONCEPT)を世界初公開し、ちょっとした話題になりました。

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そして遂に、2021年11月19日~同月28日まで開催の中国・広州モーターショー2021にて、量産仕様となる新型エアトレックが世界初公開されました。

ちなみにこのモデルは、三菱と中国GAC Mitsubishi Motorsとの合弁企業・広汽三菱汽車有限公司によって製造され、2022年に中国市場専売モデルとして発売予定とのことから、今のところ日本市場含むグローバルモデルとして展開される予定はないとのことです。


三菱らしさと個性的なデザインを持つ新型エアトレックのエクステリアをチェック

早速新型エアトレックのエクステリアデザインをチェックしていきましょう。

いかにも三菱らしさを上手く演出したダイナミックシールドグリルが印象的で、メインヘッドクラスターと思われるポイントには、数字の「7」をイメージさせるような独特な形状を採用しています。

そしてその上部には、スプリットタイプのLEDデイタイムランニングライトが点灯していて、シームレスなデザインではなく5つのセクションに分けられているところは三菱らしいところ。

グリルパターンには特殊なデザインの窪みも?

続いてダイナミックシールドグリルのグリルパターンにも注目していくと、3本の水平基調のバーのようなものが確認でき、更にハニカム形状と思われる窪みのようなものが確認できますが、これがそのまま量産仕様として適用されるのか、それとも本格的な発表・発売時期にはトーンダウンしてプレーンなグリルバーを設けるのかは不明。

更にフロントエンドの三菱エンブレムの直下にはフロントカメラらしきものが設けられ、さらにバンパー下部には、台形タイプの大きなレーダーセンサーが取り付けられているのが確認できますね。

フルサイズSUVのように見えて、実は新型アウトランダーPHEVよりもコンパクト

サイドビューはこんな感じ。

ボディサイズとしては全長4,630mm×全幅1,920mm×全高1,728mm、ホイールベース2,830mmと非常に大きいですが、2022年モデルとして発表されたフルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEV(New Outlander PHEV)の全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745mm、ホイールベース2,705mmと比べると、若干コンパクトなサイズ感ですね。

詳細なパワートレインは記載されていないものの、69.9kWhのバッテリーパックを搭載し、システム総出力181hpを発揮。

そして新型エアトレックの車体重量ですが、新型アウトランダーの2,000kg台よりも軽い1,900kgを実現し、航続可能距離はCLTCサイクルで520kmと中々に実用的です。

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