誓約書の話はどこへ?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300 GR-Sが競売へ→新車価格の2倍以上となる約1,600万円にて高額落札【動画有】

このような前例が出来てしまった以上、次も必ず同じことが起こるだろう

さてさて、2021年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、前回インターネット中古車サイト・カーセンサーに「新車価格の約1.8倍」となる約1,400万円にて転売され大きな話題となりました。

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そして2021年11月26日、愛知県より出品された新型ランドクルーザー300 GR-Sが、USSオークションにて出品されとんでもない金額にて落札されました。

おそらく今回のような事例が成立してしまった以上、今後競売へと出品される例は後を絶たないと予測できますし、トヨタメーカー側も誓約書の”抜け穴”に気付かない限りは、何度も同じことを繰り返されるのではないかと予想されます。
※諸々の理由に詳細は記載できませんが、今回のオークションはディーラー側もリスク回避含めて上手く利用された感があります。


USSオークションでの入札スタートは800万円…ちなみにGR-Sの新車価格は770万円

こちらが今回、USSオークションサイトにて出品された新型ランドクルーザー300 GR-S(ガソリン/4WD)。

落札されるまでの動画は、YouTubeチャンネルのDanusha Kawisekaraが公開しています。

ちなみにUSSオークションは、日本を代表する中古車オートオークションのこと。

会場は全国に19か所存在し、以下のエリアにおいて日々様々な車両のオークションが開かれています。

◇札幌

◇東北(宮城)

◇新潟

◇群馬

◇東京

◇JAA(東京都江戸川区)

◇埼玉

◇横浜

◇静岡

◇北陸(石川)

◇名古屋

◇R名古屋

◇大阪

◇神戸

◇HAA神戸

◇岡山

◇四国(愛媛)

◇福岡

◇九州(佐賀)

ボディカラーはプレシャスホワイトパールで、基本的にはフルオプション仕様になるため、それでも乗り出し価格としては約900万円ほどだと予想。

オークション開始早々、既に900万円を突破

オークションが始まって僅か10秒で900万円超え…入札件数もとんでもないことになっていますが、この時点で利益は確定的に。

オークション開始僅か30秒で1,000万円突破

そしてオークション開始後僅か30秒で1,000万円を突破!

勢いは収まることなく、次々と入札額が高くなっていきます。

一体どこまで上がるんだ…

僅か2分で1,600万円超え、新車価格の2倍にて落札

そして最終的な落札価格は1,607.5万円に。

ランドクルーザー300 GR-S(ガソリン/4WD)の新車価格が770万円(10%税込み)となるため、単純に新車よりも2倍以上という結果に。

このような金額になっても、多数のユーザーが続々と入札しているというのも驚きですが、最終的に落札された個体が国内にて出回るのか、それとも海外へと輸出されてしまうのかが気になるところ。

転売・輸出禁止の誓約書にはちょっとした抜け穴が?もう一つ懸念されるレクサス新型LX600も、確実に競売へと出品される恐れも…気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)をチェック!