何と中身は日産の初代フェアレディZ(S30型)!フェラーリ250GTO風に改造したレプリカモデルが競売へ!価格は不明ながらもそれなりに価値は高くなりそうだ

まさか初代フェアレディZのロングノーズ&ショートデッキを活かしてこんな250GTOのレプリカモデルを生み出すとは…

これまで様々なレプリカモデルが登場してきましたが、今回はかなり珍しいモデルをベースにした「完成度の高いフェラーリのレプリカモデル」が競売に出品されています。

海外オークションeBayにて出品されたのは、何とフェラーリ250GTO風に改造された日産の初代フェアレディZ(Nissan Fairlady Z, S30型)。

今のところフェラーリのレプリカモデルで最も完成度が高いのは、ポンティアック・フィエロ(Pontiac Fiero)をベースにしたフェラーリF40ですが、おそらくそれに匹敵する製作者の情熱度と完成度の高さが伺えます。

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早速、フェラーリ250GTOのレプリカモデルをチェックしていきましょう。


初代フェアレディZと250GTOの両方のデザインを堪能できるのはある意味貴重かも

コチラが今回、海外オークションサイトにて出品されたフェラーリ250GTOのレプリカモデル。

ちなみにベースとなっているモデルは、1978年式の日産・初代フェアレディZで、海外名はダットサン280Z(Datsun 280Z)。

初代フェアレディZの特徴的で丸みを帯びたヘッドライトと、ロングノーズ&ショートデッキスタイルを活かしたデザインは250GTO風。

更にコンパクトなフロントグリルの上に3つのダクトが設けられているのも250GTOの特徴の一つで、こういったディテールにおいても細かく再現されているのは素晴らしいですね。

サイドのデザインを確認していくと、250GTOらしいGT風のスタイリングで、フロントフェンダー付近にはスクーデリアフェラーリのペイント、フェンダーオンのサイドミラー、そしてルーフまでも忠実に再現。

間近で見てみるとこんな感じ。

フロントフードの形状から縦型基調のダクトなど、こういった細部にも相当な拘りが見受けられますね。

ホイールデザインもまさに250GTO風に見立てたワイヤーデザイン。

このホイールは特注にて手配したワンオフホイールだそうで、注文してから納入までに約半年の期間を要し、価格は約180万円(4本セット)とかなり高価。

もちろんタイヤも特注なので、維持費も初代フェアレディZ以上だと思われます。

リヤビューも抜かり無しですね。

片側のテールランプも二灯式で、マフラーも両サイド2本出しのクワッドパイプをインストールしています。

内装においては、やはり車体の構成上再現するには限界があり、サイドブレーキ位置やダッシュボード等、ある程度割り切っている部分も多く見られますね。

ステアリングホイールは大きく異なりますが、プランシングホースのエンブレムステッカーをあらゆるところに使用しているのを見ると、製作者も相当なフェラーリ好きなのが伺えます。

250GTO風の初代フェアレディZの予想落札価格は?

なお、この個体の予想落札価格は公表されていませんが、一時期中古車サイトにて販売されたときは600万円以上だったことから、もしかするとそれに近い金額にて落札されるかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS