欧州トヨタが新型ヤリスGRスポーツを世界初公開!新意匠のアルミホイールに一文字風のテールランプでスポーティに…更に水素燃料エンジンを搭載するGRヤリスも公開

欧州トヨタ新型ヤリスGRスポーツと、水素燃料エンジンを搭載するGRヤリスプロトタイプをチェックしていこう

そしてここからは欧州トヨタ新型ヤリスGRスポーツのインテリアをチェックしていきましょう。

ステアリングホイールやヘッドレスト、エンジンスタートボタン、およびゲージクラスターのスタートアップアニメーションには、GRのロゴが採用されています。

この他にも、パンチングスポット付のレザーステアリングホイールやスポーツシート、アルミ素材のペダルを標準装備するなど、質感も大幅に向上していますね。

国内市場向けの新型ヤリスは、手引き式のハンドブレーキを採用していますが、欧州市場では電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドを標準装備。

そして新型ヤリスGRスポーツのパワートレインは、排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載するガソリンモデルと、同エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルの2種類がラインナップされ、ガソリンモデルは6速iMTを搭載、ハイブリッドモデルはCVTのみをラインナップします。

スポーツシートはこんな感じ。

ファブリック×合成皮革のコンビタイプだけでなく、ウルトラスエードにレッドのカラードステッチを縫合したスポーツシートもラインナップされるとのことで、内装の満足度もかなり高そうです。


遂に来た!水素燃料エンジンを搭載する新型GRヤリスプロトタイプが世界初公開

続いては、以前より度々噂されていたトヨタ製水素エンジンを搭載するハードコアモデルについてですが、トヨタ公式が遂に新型GRヤリスに水素エンジンを搭載したプロトタイプモデルを世界初公開しました。

GRヤリスといえば、排気量1.6L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、過激なブリスターフェンダーによって全幅1,800mmを実現したハードな四輪駆動(GR-Four)モデルですが、今回発表された水素エンジンは、1.6リッターターボエンジンに匹敵するパフォーマンスを持ちながら、CO2排出量をゼロにする環境性能を重視した一台になります。

既にテレビCMやYouTubeなどでも公開されている、水素エンジンを搭載した水素カローラが存在しますが、恐らくGRヤリスも同等もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮するものと予想され、モータースポーツを起点にした開発が本質になると思われます。

水素エンジンのパフォーマンスは、徐々にその頭角を現している

なお水素カローラのパフォーマンスについても、既にガソリンエンジンのパワーが得られているとのことで、トルク値については鈴鹿サーキットで+10%向上(390Nm)、富士スピードウェイにて+24%向上(400Nm)するなど、いよいよ水素エンジンの市販化に向けた現実的な動きがみられ、今後更なる改良により内燃機関よりも優れたパフォーマンスを得ることが期待されています。

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Reference:CARSCOOPS, motor1.com