こんなの聞いていない!欧州市場向けトヨタ新型カローラクロスが世界初公開…何と日本&北米仕様が融合した「第三のカローラクロス」、レクサス新型NXや新型ノア/ヴォクシーの”アノ機能”も装備

まさか欧州市場向けに「第三の新型カローラクロス」を発表・発売するとは…

さてさて、これまでタイ市場向けや北米市場向けとして先に発表・発売されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ですが、その後日本市場向け&中国市場+広汽トヨタが発表・発売したアジア市場向けの新型カローラクロスが登場し、本モデルは2種類の顔がラインナップされました。

てっきり新型カローラクロスのフロントマスクは、この2種類に留まるものと予想していましたが、何と欧州市場向けとして発表された新型カローラクロスは、北米&日本市場を融合した「第三のカローラクロス」が世界初公開されました(但し発売は2022年秋頃)。

しかも見た目のアップデートだけでなく、内装やパワートレイン、安全装備面も欧州市場向け用にアップデートされているとのことで、早速その中身をチェックしていきましょう。


これが欧州市場向け新型カローラクロスのエクステリアデザインだ!

こちらが欧州市場向けとして世界初公開された「第三の新型カローラクロス」。

フロントのキーンルックグリルが上部に設けられたレイアウトは、タイ市場や北米市場向けと同じではあるものの、ヘッドライト意匠を見ていくと、日本市場向けと同じ水平基調のシームレスなLEDデイタイムランニングライトに加え、その上部には四眼式のポジションランプ+LEDシーケンシャルウィンカー、反対の下部にはBi-Beam LEDヘッドランプが搭載されています。

タイ市場や北米市場向けの新型カローラクロスのフロントマスクを見ていこう

参考までに、こちらがタイ市場や北米/ブラジル市場向けの新型カローラクロス。

キーンルックグリルやフロントロアバンパー形状はそのままですが、細かく見ていくとフロントグリルパターンが若干異なり、欧州市場向けはメッシュに近いスポーティなパターンを採用していますね。

日本市場向け新型カローラクロスのフロントマスクを見ていこう

そしてこちらが、日本市場向けとして販売されている新型カローラクロスのフロントマスク。

キーンルックグリルが下部にシフトし、更にグリルサラウンドは金属調アクセントで力強さを演出。

フロントバンパーと水平基調のアッパーグリルはアジア向け独自で、”C(Corolla)”エンブレムも日本市場専用ですが、もう一つの大きな変更ポイントとしてはヘッドライト意匠。

まさかこのヘッドライト意匠を北米市場向けのフロントマスクと融合してくるとは…ちょっと羨ましい気持ちもありますが、まさかこういった第三のデザインが登場するとは全く予想していなかったため、相変らずトヨタの汎用性の高さには驚かされるばかりです。

サイドは北米市場向けの要素が強め

サイドビューはこんな感じ。

足もとの18インチアルミホイールは、北米市場などにて採用されるデュアル5スポークアルミホイールを装着しますが、サイドから見るとヘッドライト意匠が日本仕様となるため、ちょっと違和感はあるものの組み合わせとしてはマッチしていますね。

それ以外のパーツに関しては特に大きな変更は無し。

ちなみに足元のタイヤ銘柄は、日本市場向け同様にミシュラン製プライマシー4を装着。

ホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)のe:HEV Z/e:HEV PLaYと同じ銘柄になりますね。

リヤビューは日本市場寄り

リヤビューはこんな感じ。

リヤテールランプの意匠も国内仕様と同じで、ブラックアクセントのルーフレールも全く同じ。

しかもパノラマルーフも準備されてるんですね。

参考までに、北米市場/ブラジル市場ではパノラマルーフではなくチルト&スライドオープン可能なサンルーフを準備しているそうです。

欧州市場向け新型カローラクロスは、エクステリアだけでなく内装と安全装備、パワートレインも進化していた!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!