(欧)マツダがフルモデルチェンジ版・新型MAZDA2を世界初公開!噂通りトヨタ新型ヤリスのエンブレムバッジを交換した「マツダ・ヤリス」

エンブレムを隠してしまえば”そのまんま”トヨタ・ヤリス

さてさて、以前より度々噂されていた欧州市場向けのフルモデルチェンジ版・マツダ新型MAZDA2が、トヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)のマツダ版として販売される?という件について、過去にエンブレムを隠しただけの開発車両が欧州マツダの工場内にスパイショットされ大きな話題となりましたが、遂に2021年12月6日に欧州マツダ公式が量産仕様を世界初公開しました。

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正式には新型マツダ2ハイブリッド(MAZDA2 Hybrid)という名称になるとのことで、トヨタ自動車株式会社の100%子会社であるToyota Motor Europe社からOEM供給を受けるToyota New Yaris Hybridをベースに、マツダブランド車として2022年春頃より販売予定となっています。

一体どのような内外装デザインなのか?早速チェックしていきましょう。


欧州市場向けマツダ新型MAZDA2 Hybridを見ていこう

こちらが今回世界初公開されたトヨタ新型ヤリス…ではなくマツダ新型MAZDA2 Hybrid。

トヨタのCIマークエンブレムをマツダのエンブレムにリバッジした一台で、エンブレムを隠してしまえばトヨタ・ヤリスと見間違えてもおかしくない程に、そのまんまヤリス。

なお欧州マツダによると、新型MAZDA2 Hybridは、コンパクトカーならではの軽快なハンドリングはもちろんのこと、トヨタ譲りの上質な乗り心地に加え、マツダの思想とは異なる快適な室内空間、最新の安全技術を備えた一台とのこと。

そして気になるパワートレインについてですが、基本的にはヤリスと同じ排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドシステムを採用し、システム総出力114hpを発揮、0-100km/hの加速時間は9.7秒、最高時速は175km/hにまで到達するそうです。

新型MAZDA2 Hybridのグレードは全3種類をラインナップ

リヤビューも基本的にはトヨタ新型ヤリスそのものですが、リヤエンブレムとネームバッジはマツダ仕様。

足もとのホイールサイズは、全3グレード(ピュア/アジャイル/セレクト)に応じて15インチ~16インチが標準装備されるそうで、燃費性能も基本的には新型ヤリスと同じ30km/L付近を実現。

ボディサイズに関する記載はありませんが、恐らくは国内市場向けヤリスと同じだと思われ、全長3,940mm×全幅1,695mm×全高1,500mm、ホイールベース2,550mm。

改めて真正面から見てみるとこんな感じ。

Bセグメントコンパクトカーといえど、この筋肉質なボディラインとフロント・リヤフェンダーの張り出しは独特且つスポーティ。

フロントヘッドライトデザインも全く同じで、3つのセクションに分けられたLEDヘッドライトやL字型LEDデイタイムランニングライトも装備しますが、全グレード共通で標準装備なのか、それともエントリーグレードは単眼ヘッドライトなのかは不明。

車内も新型ヤリスと全く同じだが、実は”アレ”が装備されている?!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!