トヨタ新型カローラクロスの操作性・快適装備をインプレッション!シートヒーター/ステアリングヒーター/エアコンの効き具合は?

新型カローラクロスは「よく出来た車」で、致命的だったり、目立つダメポイントが無いところは優秀

さてさて、2021年11月に私に納車されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ですが、所有満足度としては非常に高く、使い勝手も良くてほぼ毎日活用していますが、その一方でちょっと気になるポイントもいくつかありますので、早速その中身をチェックしていきたいと思います。

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今回は、主に新型カローラクロスの操作性や快適装備についてインプレッションしていきたいと思いますが、個人差の出る内容でもあるため、あくまでも参考程度に見て頂けますと幸いです。


シートヒーターの効き具合をインプレッション

まずは新型カローラクロスの快適装備についてインプレッションしていきましょう。

特にこの時期になると重宝するのがシートヒーターですが、実はこの装備は上位グレードZでしか標準装備されず、他のグレードではメーカーオプションの設定すらありません。

この点はトヨタが「上位グレードへと誘導」するための意図的な設定だと考えていますが、やはりシートヒーターの良さを一度味わってしまうと、これが装備されていないモデル/グレードに乗るのは中々に大変。

シートヒーターは2段階調整

そして新型カローラクロスに搭載されるシートヒーターは、上の画像の通りフロントコンソール上部にスイッチ式で設けられ、LO/HIの2段階にて調整が可能になります。

これから雪が降る季節になると”HI”でガンガンにシートヒーターを効かせる必要がありますが、まだ雪の降らない時期だと、”LO”でも十分な暖かさを提供してくれます。

ただ、シートヒーターをONにしてから暖かくなるまでの時間としては約15秒~20秒ほど掛かっている印象があり、この点はホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)に比べると少し遅め。

あくまでも体感的なところなので個人差はあると思いますし、”ほんの数秒位イイだろ”という意見もあるとは思いますが、この点は参考程度に見て頂けますと幸いです。

ステアリングヒーターの効き具合をインプレッション

続いてはステアリングヒーターですが、こちらはなぜか一部グレードのみ標準装備ではなく、”全グレードメーカーオプション”扱いという謎。

個人的な意見ではありますが、利用頻度としてはシートヒーターの方が多いため、シートヒーターを中間グレードS以下にてメーカーオプションとして設定した方が良かったのでは?と思ったり。

ただ、そうしてしまうと上位グレードZへと誘導するためのきっかけ・旨みが薄れてしまうため、シートヒーターのメーカーオプション化を避け、その代わりとしてステアリングヒーターを全グレードにメーカーオプション設定したのではないかと推測しています。

ステアリングヒーターに段階調整は無く、ON/OFF設定のみ

そんなステアリングヒーターの効き具合をインプレッションしていきますが、基本的にはON/OFFのみでの調整になるため、シートヒーターのように2段階調整は無いものの、ONにしてからは約10秒ほどで(10時と14時あたりが)暖かくなるため、シートヒーターよりはレスポンスは高め。

なおステアリングヒーターの暖かさとしては、ホッカイロの暖かさに近い印象で、特に冷え性の方にはおススメかもしれませんね。

新型カローラクロスのエアコンの効き具合や、高速道路などでのアクセルレスポンス、パワーなどのインプレッションは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!