もう誓約書など関係ない?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300がまたもカーセンサーに登場!グレードはGR-Sで新車価格の2倍以上

結局のところ、新型ランドクルーザー300購入時の誓約書は何だったのか?

さてさて、2021年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Crusier 300)ですが、2021年11月下旬辺りから少しずつ納車される一方で、密かに中古車市場やオークション会場でも見かけることが増えてきました。

以前、中古車サイトカーセンサーにてガソリンZXが新車価格の約2倍となる約1,400万円にて転売され、その後国内オークションではガソリンGR-Sの個体が約1,600万円(税抜き)にて高額取引されるなど、とにかく高額転売が続いています。

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新型ランクル300を新車購入する際は、販売店によって具体的な年数を記載しているところとそうでないところがありますが、利益を得るような転売・輸出に加え、ランドクルーザーというブランドを守るために「外為法に抵触するリスク、輸出先によってはグローバルでの安全を脅かす大きな問題(要は紛争用に使用)」に発展せぬよう誓約書にサインを求められます。

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新型ランクル300 GR-Sディーゼルの中古価格は「応談」

そして今回、こうした購入時の誓約書に「転売・輸出しない」という記載がありながらも、中古車サイトカーセンサーにて早くも3台目?の新型ランドクルーザー300が販売されています。

車両本体価格は「応談」になっていますが、早速販売元のSWAG(スワッグ)アメ車専門店さんに問い合わせてみたところ、以下のような回答を頂きました。

〇〇〇〇〇様

お世話になります。アメ車専門店SWAGです。
この度はお問い合わせいただき誠にありがとうございます。

予想以上にお問い合わせ件数が多いため、大変恐縮ですが
ご商談前に振り分けをさせて頂いております。

乗り出し価格はディーラー様の転売禁止という兼ね合いもあり、
公表するのを極力控えたいと考えております。

概算ですが、新車価格の2倍〜となっております。
もしそれでも予算内ということであればよろしければ
担当者名【電話番号】までお電話いただけますでしょうか?

宜しくお願いいたします。

上の内容にもある通り、相当数の問い合わせがあったものと考えられ、日々定期的に新型ランクル300の中古をチェックしている方からの問い合わせがほとんどだと考えられます。

そして今回の回答のなかで気になるポイントが2点あるわけですが、まず一つは「乗り出し価格はディーラー様の転売禁止という兼ね合いもあり、公表するのを極力控えたいと考えております。」というところ。

今回カーセンサーにて販売されているディーゼルGR-S×ブラックの個体の中古価格は「応談」となっていて、新車価格よりも高額であることは想像に難しくないとは思います。

おそらく販売店側は、敢えてその価格を公表しないことで「トヨタディーラーから転売と認識させない」ために、敢えてこの方法に至ったのではないかと考えられますが、なにぶんカーセンサーの問い合わせは、どういった方々が問い合わせるかはわからず、もしかしたら「多数の問い合わせのなかにトヨタディーラーやメーカー」が問い合わせていることも考えられそう。

中古価格はまさかの1,600万円以上?もはや誓約書の効果は無し?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!