もう誓約書など関係ない?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300がまたもカーセンサーに登場!グレードはGR-Sで新車価格の2倍以上

新型ランドクルーザー300が中古車市場に流れる前例ができてしまうと、今後も同じことが起きてしまう

引き続きトヨタ新型ランドクルーザー300 GR-Sディーゼルの中古モデルについて見ていきましょう。

二つ目が「概算ですが、新車価格の2倍〜となっております」という記載。

新型ランドクルーザー300 ディーゼルGR-Sの新車販売価格は800万円となるため、「2倍~」ということであれば、単純に1,600万円以上という計算に。

十分この金額を見るだけでも「転売」と思われても不思議ではないのですが、先述の通り「応談」というキーワードを上手く利用した転売だと考えられ、これもこれでトヨタから厳しいチェック、そしてこの車両を販売したディーラーに厳しいお叱りと処分が下されることも考えれそう。


結局のところ、誓約書へのサインは何だったのか?

そうなると先ほどの話の通り、「結局誓約書のサインって何だったの?」というところに戻るわけですが、特に国内での取引に関しては「売却した人物、もしくは買い取った業者が転売目的と認識しているかどうか」だとも考えられ、売却した人物が「転売目的ではない」や「止む無く売却することになった」等のような判断に至ったのであれば、それは転売とみなされない?ということなのも。

何れにしても、当人のさじ加減でどうにでもなってしまうのであれば問題だと思いますし、メーカー側が作成した誓約書の効果が、紛争に使用されることを防ぐ以外で全く発揮できていないということであれば、誓約書も口約束と同じレベルに(少なからずカーセンサーにて販売されるという前例ができてしまうと、次々カーセンサーに出品する業者が増えてくる)。

ちなみに新型ランドクルーザー300の月産台数ですが、兄弟車種となるレクサス新型LX600も含めて300台~400台とのことで、当初の月産目標だった600台を大幅に下回る状態に(関係会社に勤める方からの情報ですが、誤っていましたら申し訳ございません)。

これもおそらく、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足も影響しているものと予想されますが、ここまで台数が少なくなると、今後更に長納期となる恐れが高いかもしれませんね。

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