セダンって凄いんだな…ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackの総評は?なお一括査定にも出したら驚きの金額に

セダン需要は低いとは言われながらも、ここまで実用性が高く、そして満足度の高いモデルは珍しい

さてさて、2020年12月に私に納車されたレクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型IS300 F SPORT Mode Black(2WD)ですが、気が付けば所有期間も1年以上になりました。

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ボディカラーは非常に珍しいF SPORT専用ヒートブルーコントラストレイヤリングで、内装もF SPORT専用フレアレッドの本革シートと、日本国内でも珍しい仕様だと思います。

そんな新型ISに1年以上乗ってみて感じたこととしては「セダンの実用性は想像以上に高かった」ということ。

昨今、セダン需要が低迷しているともいわれていますが、実際にセダンを所有してみての印象としては、「コンパクトボディで小回りも効く」「デザインは非常にカッコいい」「大人2人/子供2人快適に乗れる」「旅行用のバッグも問題無く積める」「乗り心地良い」と、なぜメディアによってセダンがここまで酷評されるのか?と疑問に思うほど。


他の車種がフィーチャーされるようになり、セダンが取上げられなくなっている

個人的な見解として、「セダン需要の低迷」「セダンは売れない」「セダンは使いづらい」「セダンはおじさん臭い」と酷評する人に限って、”セダンに乗ったことが無い人”がそういった発言をするのかもしれず、いざ所有してみると「セダンってここまで魅力的で凄いんだなぁ…」と印象もガラリと変化するかもしれません(”レクサスはトヨタのガワを変えただけ”、”ボッタクリ”と酷評するのも同様)。

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もちろん、車に対する考え方は人それぞれなので、個人の意見に対して否定するつもりはありませんし、SUVやコンパクトカーが注目され、昨今の諸事情によるキャンプブームで、ミニバン系や軽トールワゴン、オフロードクロカン系も需要を高めてきているため、中々セダンがフィーチャーされないからこそ、「セダン需要の低迷」という方向性に行き着くんだろうなぁと思います。

新型ISは車に必要な要素を兼ね備えている

ちなみに新型IS300 F SPORT Mode Blackを実際に所有してみると、その見た目のアグレッシブさとカッコ良さは国産モデルのなかでもトップクラスで、クーペライクなフォルムでありながらも、しっかりと実用性を持たせた4枚ドアタイプですし、後席も子供が2人乗っても圧迫感はなく、後席格納式センターアームレスト+ドリンクホルダーも設けられているため、長距離移動もほとんど苦痛には感じられないとのこと。

そしてこれだけアグレッシブでスポーティな見た目でありながらも、乗り心地は決してハードなものではなく、不快に感じないような適度なカタサで、それでいて走行中のロードノイズも抑えられた上質な走りを提供するところも、このモデルの魅力的でギャップが感じられるところだと思います。

若者向けにシフトしたデザインも評価高め

オシャレは足元からと言いますが、特別仕様車&純正フルノーマルでここまでスポーティでカッコいい仕様にまとめてきたのは素晴らしく、新型ISを見て「レクサスもかなり攻めたなぁ」と感じたのが正直なところ。

レクサスが国内市場向けに導入されてからは、確かに対象ユーザーも年齢高めで、デザイン性もどこか”おじさん臭い”と思わせる部分はあったものの、ラインナップも多く展開され、特にUX/NX/RX/LXとSUVが幅広く展開されたことで若者のユーザーが増えたように感じられますし、それに合わせてレクサスのデザインテイストもスポーティ/若者向けにシフトしていることは確かだと思うんです。

そういった中で新型ISのフルモデルチェンジ級の変化とカッコ良さの追求には、目を見張るものがありますし、既に販売終了しているMode Blackを購入できて本当に良かったと思えます。

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一方で新型ISのちょっと残念なポイントは?総評や一括査定での驚きの金額は?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!